認知症のない患者における処置等毎の身体的拘束の状況
○

認知症のない患者においては、認知症のある患者と比べて全体的に身体的拘束の実施割合は低い
ものの、中心静脈カテーテルや経鼻胃管が挿入されている患者では20％近い割合で身体的拘束が
実施されていた。
過去１か月に受けた処置ごとの身体的拘束の実施割合（認知症なし）
0%
全体

気管切開・気管内挿管(n=37)
気管カニューレの交換(n=183)
胃瘻カテーテルの装着・交換(n=88)
中心静脈カテーテルの挿入・交換(n=49)
その他カテ－テルの挿入・交換(n=240)
エコー検査(n=28)
造影剤を用いた放射線検査(n=24)
血圧・脈拍の測定(n=1421)
服薬援助・管理（点眼薬等を含む）(n=1197)
胃ろう・腸ろうによる栄養管理(n=197)
経鼻経管栄養(n=364)
中心静脈栄養(n=162)
喀痰吸引(n=706)
ネブライザー(n=34)

創傷処置(n=181)
体位変換(n=911)
浣腸・摘便(n=552)
褥瘡の処置(n=143)
インスリン注射(n=114)
点滴・注射（22以外）(n=308)
膀胱（留置）カテーテルの管理(n=273)
人工肛門・人工膀胱の管理(n=17)
人工呼吸器の管理(n=64)
気管切開の処置(n=80)
酸素療法管理(n=377)
がん末期の疼痛管理(n=19)
透析・腹膜還流(n=166)

リハビリテーション(n=1000)
口腔ケア(n=996)

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

n=1618
40%

45%

50%

全体の割合：13.6%
12.7%
0.9%
13.5%
0.0%
10.4%
0.0%
0.0%
9.1%
18.4%
2.0%
18.3%
0.4%
3.6%
12.5%
4.2%
1.2%
12.0%
12.0%
1.1%
12.7%
0.0%
19.0%
0.5%
16.7%
1.2%
14.9%
0.4%
0.0%
11.8%
1.7%
10.5%
1.1%
13.9%
1.3%
13.8%
12.6%
1.4%
0.0%
11.4%
1.3%
10.7%
11.4%
0.0%
11.8%
0.0%
0.0%
4.7%
0.0%
10.0%
8.8%
0.8%
5.3%
0.6%
12.0%
1.3%
10.7%
14.3%
0.7%
調査基準日時点で実施あり

調査基準日時点で実施していないが、過去７日間に実施あり

出典：令和６年度入院・外来医療等における実態調査 （入院患者票（C票））

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