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【資料2-4】厚生労働省の令和8年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (75 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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として考察、説明する試みはほとんどされてこなかった。過去と近年のアレルギー疫
学研究を紐づけて、アレルギー疾患の疾病構造の変化を分析し、最近注目されるよう
になってきたアレルギー疾患についての調査手法の立案を行う。
【成果の活用】長期スパンで見た本邦のアレルギー疾患の疫学的特徴の解明と、アレル
ギー疾患の政策課題の緊急性・重要性を検討する基礎資料とする。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【成長戦略実行計画 2021(令和3年6月 18 日閣議決定)】
第 13 章 重要分野における取組
2.医薬品産業の成長戦略
予防・重症化予防・健康づくりの健康増進効果等に関するエビデンスを確認・蓄積す
るための実証事業の結果を踏まえて、特定健診・特定保健指導の見直しなど、保険者や
地方公共団体等の予防健康事業における活用につなげる。
【健康・医療戦略(令和7年2月 18 日閣議決定)】
Ⅳ 具体的施策
4.1 世界最高水準の医療の提供に資する医療分野の研究開発の推進
(4)8つの統合プロジェクト
⑤データ利活用・ライフコースプロジェクト
がん、難病、認知症等の疾患レジストリ、ゲノム・コホート研究で得られた成果や
検体に関する情報をデジタル化した加工データ基盤の整備・利活用を促進し、ライフ
コースを俯瞰した疾患の発症・重症化予防、病態解明、診断、治療等に資する研究開
発を推進することで、ゲノム医療、個別化医療の実現を目指す。また、医療分野の研
究開発等におけるデータ利活用を加速するようデータ基盤整備に取り組む。特に、
AMED が支援した研究開発で得られたデータを共有する仕組みを整備し、運用する。
【経済財政運営と改革の基本方針 2025】 (令和7年6月 13 日閣議決定)
第2章 賃上げを起点とした成長型経済の実現
4. 国民の安心・安全の確保
(7)「誰一人取り残されない社会」の実現
「花粉症対策の全体像」※に基づく発生源対策等、熱中症特別警戒情報の活用等の熱
中症対策、改正鳥獣保護 管理法及び「クマ被害対策施策パッケージ」に基づくクマの
人身被害対策、外来生物対 策を推進する。PFAS対策として、科学的知見の充実や
水道事業体への支援を進める。
※ 令和5年5月 30 日花粉症に関する関係閣僚会議決定。
第3章 中長期的に持続可能な経済社会の実現
2.主要分野ごとの重要課題と取組方針
(がん、循環器病等の疾患に応じた対策等)
がん対策、循環器病対策、慢性腎臓病対策、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性疼
痛等の疾患に応じた対策、難病対策、移植医療対策、アレルギー対策※、依存症対策、
難聴対策、栄養対策、受動喫煙対策、科学的根拠等に基づく予防接種の促進を始めと
した肺炎等の感染症対策、更年期障害や骨粗しょう症など総合的な女性の健康支援を
推進する。
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