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【資料2-4】厚生労働省の令和8年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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(2)効率性の
本研究事業は、女性の各年代における健康課題に対し、医学的・生物学的
観点から
観点に留まらず、社会的背景を踏まえた包括的な支援に焦点を当てているた
め、産婦人科学、小児科学、看護学、公衆衛生学、健診・保健指導など、多
岐に渡る専門家で構成される評価委員会が、多角的な視点から効率性を踏ま
えて評価する体制となっている。また、若年期から老年期にわたる女性のラ
イフコース全体を通じて検討を行い、行政施策に直結する課題を設定してお
り、効率的にかつ切れ目なく研究を実施し、研究成果を効率的に施策へ反映
することが可能となっている。
(3)有効性の
本研究事業の成果を、女性の健康支援に携わる人材の育成や普及啓発、女
観点から
性の健康に係る情報収集及び情報提供体制の整備、女性の健康支援のための
診療及び相談体制、ライフステージに応じた健康評価・フォローアップ体制
の整備などの、女性の健康課題に対する政策立案に活用することにより、女
性の直面する身体的・精神的困難を軽減し、生涯にわたる女性の健康支援が
可能となる。
(4)総合評価
女性のライフステージごとの健康課題は、女性の就業の増加、晩婚化や生
涯出産数の減少、平均寿命の延伸など様々な要因により大きく変化してい
る。こうした背景も踏まえ、女性の健康に関する国民への正確な情報提供や、
女性が必要な支援・医療を受けられる環境整備を進めることで、女性の健康
の維持増進のみならず、社会・経済活動の活性化に貢献することが見込まれ
る。

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