【資料2-4】厚生労働省の令和8年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (38 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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送り込みは重要であることから、国際保健政策人材の育成のための研究を実施する。
【成果の活用】開発した研修プログラムを活用し、国際機関幹部人材候補者の能力強化
や国際機関キャリアに対する興味の喚起を行い、戦略的・効率的な国内の候補者プール
の拡大や優秀な人材の送り込みと、その後の人材の定着に繋げる。また国際機関幹部で
の邦人職員の活動を、保健関連の国際機関団体に対するより戦略的・効果的な関与や、
我が国の保健医療福祉及び関連産業の発展に繋げる。
Ⅱ
参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画】
(令和7年6月 13 日閣議決定)Ⅲ.
投資立国の実現
2.新たな勝ち筋となる分野での研究開発・輸出の後押し
(1)ヘルスケア ③国際展開(マーケット分析と支援体制の強化)
グローバルサウス等への我が国の健康・医療・介護関連産業の展開を促進するほか、
海外企業の動向や各国市場に対する調査分析を踏まえ、施策を精緻化する。
医療インバウンドも含めた医療の国際展開及び国際貢献の推進に向けては、関係省庁
で連携し医療機関の受入れ体制の強化や東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)
と連携した海外留学生の受入れ等による外国医療人材の育成に取り組むほか、医療機関
のプロモーション支援や日本の医療ブランドを発信するプラットフォームを整備して
いく。グローバルヘルス分野のインパクト測定・管理手法の整備やインパクト投資促進、
MExx 構想の推進や医療インバウンド支援、UHC ナレッジハブの設立、健康・医療・介護
関連産業での国際調達や国際展開促進と UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)達
成に取り組む。また、気候変動に強靱かつ低炭素で持続可能な保健医療システムの構築
を目指した気候変動と健康に関する変革的行動のためのアライアンス(ATACH)の取組
を促進する。そして、国内においても、気候変動に強靱な保健医療システム、低炭素で
持続可能な保健医療システム、そして保健医療部門におけるネット・ゼロコミットメン
ト(温室効果ガスの排出量をネット・ゼロにすること)に関する取組を実施する。
【成長戦略等のフォローアップ】(令和5年6月 16 日閣議決定)
II. 「GX・DX等への投資」関連のフォローアップ
3.「科学技術・イノベーション」関連
(医療・医薬品・医療機器)
「グローバルヘルス戦略」(令和4年5月 24 日健康・医療戦略推進本部決定)や「国
際的に脅威となる感染症対策の強化のための国際連携等に関する基本戦略」に加え、G
7広島サミットの成果も踏まえ、パンデミック対策の新たなファイナンシング、WHO・
UHC2030・GHIT 等に対する適切な拠出を通じた連携強化及び日本の医薬品・医療機器の
調達の促進、民間資金を動員するためのインパクト投資の推進に向けた国際連携の枠組
み構築等を行う。
【経済財政運営と改革の基本方針 2025】(令和7年6月 13 日閣議決定)
第3章 中長期的に持続可能な経済社会の実現
2.主要分野ごとの重要課題と取組方針
(1)全世代型社会保障の構築(国際保健の推進)
WHOや世界銀行と連携し、低・中所得国の保健財政の強化に向け、ユニバーサル・
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