【資料2-4】厚生労働省の令和8年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (64 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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援が急務となっており、これらの課題に対して、全国のスモン患者の検診を行い、身
体の状況、療養や福祉サービス状況等の実態を把握して、スモン患者の健康維持につ
ながる病態解明、治療等に資する知見を明らかにする。
【成果の活用】
① 原則として各都道府県に一人以上配置された班員により毎年行っているスモン患
者検診により、個々の患者の健康管理または健康指導などの患者側の恒久対策に
対する要望を充たす。
②スモン患者の重症化予防等に資する検討を行い、健康状態の改善や重症化予防に関
する知見を得る。
Ⅱ
参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2025 年改訂版】(令和7年6月 13
日閣議決定)
Ⅴ.科学技術・イノベーション力の強化
5.先端科学技術分野の取組強化とフロンティアの開拓
(6)健康・医療
①バイオ医薬品、再生・細胞医療、遺伝子治療等の研究開発促進
がん・難病の全ゲノム解析等の事業実施組織の 2025 年度中の設立、全ゲノムデー
タ・マルチオミックスデータ・臨床情報等を搭載した質の高い情報基盤の構築を行う。
【経済財政運営と改革の基本方針 2025】 (令和7年6月 13 日閣議決定)
第3章 中長期的に持続可能な経済社会の実現
2.主要分野ごとの重要課題と取組方針
(1)全世代型社会保障の構築
(がん、循環器病等の疾患に応じた対策等)
がん対策、循環器病対策、慢性腎臓病対策、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性疼
痛等の疾患に応じた対策、難病対策(略)を推進する。
(創薬力の強化とイノベーションの推進)
全ゲノム解析を推進し、2025 年度の事業実施組織の設立、ゲノム情報基盤の整備や
解析結果の利活用を進める。
【健康・医療戦略(第3期)】(令和7年2月 18 日閣議決定)
Ⅳ 具体的施策
(4) 8つの統合プロジェクト
①医薬品プロジェクト
創薬標的の探索から臨床研究・治験に至るまで、幅広い研究開発を行う。また、ア
カデミアやスタートアップに対する絶え間ないシーズ開発支援により、革新的な新薬
の創出を目指す。
③再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト
新たな医療技術になり得る革新的なシーズの発掘・育成、将来的な実用化を見据え
た基礎的・基盤的な研究開発の強化、新たな医療技術の臨床研究・臨床試験の推進(略)
等を進め、有効な技術を実用化につなげる。
⑤データ利活用・ライフコースプロジェクト
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