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【資料2-4】厚生労働省の令和8年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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イン作成やモデルケースの提示、AI の開発・社会実装における課題抽出、コンソーシア
ムにおける議論のための基礎資料として活用する。
【課題名】保健医療分野のデータ利活用環境の整備のための研究
【概要】政府全体の「データ戦略」に基づいてデータの利活用が推進され、また厚生労
働省でもデータヘルス改革が進行している。さらには、AI の開発や実装においても利用
できるデータの充実や利活用環境の整備は非常に重要である。ICT を活用したデータ利
活用環境の整備やデータ利活用の運用ルールの改善など、保健医療分野におけるデータ
利活用推進の方策を提案する。
【成果の活用】データ利活用ガイドラインの作成やデータ利活用のユースケースの提示
などに活用する。
(例)
① データヘルス改革で構築される基盤等を活用したデータ利活用、既存のレジストリ
を活用した AI 開発・利活用
② 保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアムにおいて、AI 開発及び利活用を推進すべ
きとされた領域(ゲノム医療、画像診断支援、診断・治療支援、医薬品開発、介護・
認知症、手術支援、PHR、人工知能開発基盤、支払い業務の効率化)における更なる AI
開発・利活用に向けた方策
【課題名】保健医療分野における ICT・AI を活用した現場の負担軽減や医療の質の均て
ん化、更なる精度向上に繋がる効率的なシステム開発と活用に向けた研究
【概要】大規模言語モデル等の ICT・AI 技術の活用により、現場の負担軽減に繋がり、
効率的で質が高く、均てん化されたシステムを保健医療分野において幅広く提供するた
めに、システム開発および活用に向けた基盤を構築する。
【成果の活用】現場の負担軽減や医療の質の向上・均てん化に資する ICT・AI 技術の実
証と行政施策への活用が期待される。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(令和7年6月 13 日閣議決定)】
Ⅲ.投資立国の実現
3.GX・DX の着実な推進
(2)DX
AI等のイノベーションの促進とリスク対応の両立を進めるとともに、デジタル基
盤の社会実装を進める。
①AIのイノベーション促進とリスク対応の両立
生成AIは社会経済システムに大きな変革をもたらす一方で、偽・誤情報等や偏見の
助長等の様々なリスクも指摘される。今般成立した「人工知能関連技術の研究開発及
び活用の推進に関する法律」に基づく戦略本部の設置、基本計画の策定、指針の整備、
調査研究等を円滑に実施しながら、AIのイノベーションやAIを活用した様々な分
野のイノベーションの促進とリスク対応の両立を進める。
ⅰ)AIの研究開発の推進
AI for Science(科学の成果を得るためにAIを活用すること)の加速、2030 年頃ま
でのポスト「富岳」の速やかな開発・整備、AI半導体等の省エネ技術の研究開発・
社会実装等を進める。
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