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資料9 評価シート様式2(案)(令和4月2月28日暫定版) (220 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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【関連省庁との連携】
○ 歩かないで生活できるように生活環境が整備され続けている現代、日常生活における歩数を
増加させることは困難な状況となっており、日常生活における歩数を増加させるためには個人に
対するアプローチ以上に、意識せずに歩けるような環境を作るなど、生活環境に対するアプローチ
がより重要になってきている。
○ 自治体や国土交通省と連携・協力し、より安全に・より楽しく・より自然に歩ける環境を広げる。
○ スポーツ庁が推進している「FUN+WALK PROJECT」と連携・協力を図り、歩く文化を醸成
する。
【次期プラン策定に向けたデータや関連する研究】
○ 身体活動量を定量的に評価するための新たな手法の開発に関する研究及び妥当性評価に
関する研究に取り組む。
○ ウォーキングポイント制度や健康マイレージを用いたウォーキング推進活動の評価に関する研究
に取り組む。
② 運動習慣者の割合の増加
【充実・強化すべき取組】
○ 令和元(2019)年度における成人(40~49歳)の運動習慣者の割合は男女とも低い
割合であるが、20~29歳、30~39歳の女性の割合が12.9%、9.4%と特に低い割合である。
歩数と同様、調査の継続による課題の抽出及び若年女性層をターゲットに含んだ啓発活動に
取組を発展させることにより、本課題の改善を目指す。
○ 厚生労働大臣認定健康増進施設の増加を図るとともに、指定運動療法施設の増加を図り、
全国各地で安全で効果的な運動療法を受けられる環境整備に引き続き取り組む。
○ 「事業場における労働者の健康保持増進のための指針」に基づき、事業場に対して働く人に対
する運動の効果や重要性の啓発に取り組むとともに、運動ができる人的・物的・時間的環境の
整備に取り組むよう啓発する。
○ 高齢者の保健事業と介護予防の取組において、運動の奨励に取り組む。
【周知・啓発】
○ アクティブガイドを用いて「毎日+10分(プラス・テン)の身体活動」をメインメッセージに掲げて
きた。この基本的な姿勢は維持しながらも、「1回30分以上の運動を週2回以上実施、1年
以上継続」と定義されている運動習慣者を増加させるための啓発活動を積極的に展開する。
【関連省庁との連携】
○ 自治体や国土交通省と連携・協力し、より安全に・より楽しく運動できる環境を広げていく。
○ スポーツ庁が推進する「第 2 期スポーツ基本計画」と連携・協力を図って、スポーツ人口を増や
していく。
○ 経済産業省が推進する「健康寿命延伸産業創出推進・体力づくり事業」と連携・協力を図っ
て運動習慣を定着させるための環境を増やしていく。

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