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「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(通知) (88 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/001004080.pdf
出典情報 「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(10/21付 通知)《厚生労働省》
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けること。また、途中で開閉を行う場合は、特殊な事情がある場合でも、6時間
を超えて移送することはできないこと。
 バイアルは、バイアルホルダーなどで固定すること。移送中は、バイアルホルダ
ーなどから飛び出さず直立して固定されている必要があること。
-25℃~-15℃で移送する場合の留意点
冷凍の移送では、揺れを減らすよう慎重な取扱いが求められる冷蔵(2℃~8℃)
での移送に比べ、より安定した管理が可能であるとされる。
 -25~-15℃の温度帯で移送することも可能であること。この場合、ワクチンの解
凍後の再凍結は厳禁であること。
 -20℃対応冷凍庫から取り出したら、速やかに移送用の冷凍庫等に移すこと。い
ったん解凍したワクチンは、冷凍(-15℃以下)で運送してはならないこと。
 移送時間は3時間を超えてもよいが、離島など特殊な事情がある場合を除き当日
中に移送すること。
 -25℃~-15℃での移送後の保管については、2~8℃の環境で保管する場合は 30
日間、-25~-15℃の環境で保管する場合は有効期限まで保管することができるこ
と。
モデルナ社ワクチンをシリンジに充填して移送する場合の留意点
在宅療養患者等に対して巡回接種を行う場合は、モデルナ社ワクチン(オミクロ
ン株対応のものを含む。
)をシリンジに充填した状態で移送することを可能とす
る。ただし、以下の点に留意すること45。
 シリンジの充填作業は 1 か所で行うこと。
 ワクチンを充填したシリンジは、添付文書の記載に従い、2~25℃で管理し、揺
らさないよう慎重に取り扱うとともに、直射日光及び紫外線が当たらないように
すること。
 ワクチンを充填したシリンジの移送時間は6時間を上限とすること。
 ワクチンを充填したシリンジは、穿刺後のバイアル内での保存時間を含めて 12
時間以内に使用すること。
 シリンジに充填した状態のワクチンを他施設へ融通しないこと。

45

移送先で多くの人数に対して接種を行う場合は、シリンジではなくバイアルで移送し、移送先でシリンジの充填作業
を行うこと。

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