よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(通知) (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/001004080.pdf
出典情報 「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(10/21付 通知)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

コード等が存在しない接種施設については、保険医療機関コード等に相当する類似コ
ードを付番することとする21。
接種会場での救急対応については、被接種者にアナフィラキシーショックやけいれ
ん等の重篤な副反応がみられた際に、応急治療ができるための救急処置用品として、
例えば、血圧計、静脈路確保用品、輸液、アドレナリン製剤・抗ヒスタミン剤・抗け
いれん剤・副腎皮質ステロイド剤等の薬液等が必要であることから、薬剤購入等に関
しては予め郡市区医師会等と協議の上、物品や薬剤の準備を行うとともに、常時対応
が可能となるよう、救急処置用品について適切な管理を行うこと。また、実際に重篤
な副反応が発生した場合、発症者の速やかな治療や搬送に資するよう、予め、会場内
の従事者について役割を確認するとともに、都道府県、都道府県医師会等の地域の医
療関係者や消防機関の協力を得ながら、地域の医療機関との調整を行い、搬送先の候
補となる接種会場近傍の二次医療機関等を選定して、地域の医療関係者や消防機関と
共有することにより、これらと適切な連携体制を確保すること22。
アルコール綿、医療廃棄物ボックス等については、原則として全て市町村が準備す
ることとなるが、事前にその全てを準備・備蓄することは困難であることから、郡市
区医師会等から一定程度持参してもらう等、あらかじめ協議が必要な場合は、事前に
検討を行う。また、市町村が独自で調達する場合においても、あらかじめその方法を
関係機関と協議する必要があるが、少なくとも取引のある医療資材会社と情報交換を
行う等、具体的に事前の準備を進める。
なお、新型コロナワクチンの接種に必要な注射針・シリンジ(注射筒)は、国が確
保・供給する。特定のワクチンの希釈に必要な針・シリンジも国が供給する。また、
これまでに配送した注射針及びシリンジのうち、未使用のものがある場合には廃棄す
ることなく保管し、新型コロナワクチンの接種に有効活用すること。
具体的に必要物品としては、以下のようなものが想定されるため、会場の規模やレ
イアウトを踏まえて必要数等を検討すること。

21

22

【準備品】

【医師・看護師用物品】

□消毒用アルコール綿

□マスク

□トレイ

□使い捨て手袋(S・M・L)

□体温計

□使い捨て舌圧子

□医療廃棄物容器、針捨て容器(※)

□膿盆

□手指消毒剤

□聴診器

□救急用品

□ペンライト

「保険医療機関コード等が存在しない接種施設の手続きについて」(令和3年3月 22 日厚生労働省健康局健康課予防
接種室事務連絡)参照
「新型コロナワクチンの接種に伴いアナフィラキシーを発症した者の搬送体制の確保について」(令和3年3月 31 日
医政地発 0331 第1号・健健発 0331 第2号)参照

40