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「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(通知) (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/001004080.pdf
出典情報 「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(10/21付 通知)《厚生労働省》
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品質管理、温度管理、偽造医薬品対策等の観点から、医薬品の適正流通(GDP)
ガイドラインに一定レベルで適合していることを武田薬品工業株式会社又は厚生労
働省の指定する者の確認を受けていること。



別途、武田薬品工業株式会社から提供されるロットシールや接種会場への案内資
料をワクチン配送時に同梱・同封できること。



ワクチンの接種医に対して添付文書の内容及び取扱説明書に関する情報を提供で
きること。

新型コロナワクチン等については、国、都道府県、市町村及び医療機関等が連携してワ
クチン割り当て量を決定する。
①国は都道府県の割り当て量を調整、②都道府県は市町村等の割り当て量を調整、③市
町村は医療機関等の割り当て量を調整することとし、割り当てに必要な担当者、担当者連
絡先、配送先住所等については、国が用意するV-SYSにより収集及び共有する。なお、
V-SYSの利用方法については、V-SYS操作マニュアルを参照すること。
また、ワクチン等の割り当てについては、地域の医療関係団体等と連携して、割り当て
の方針の検討及び調整を行う。
なお、医療機関以外の接種を行わない場所であっても、都道府県又は市町村が管理する
場所であれば、責任医師を決めた上で、ワクチンの配送を受けることができる。このため、
都道府県又は市町村は、自らが管理する場所を基本型接種施設として、連携型接種施設に
ワクチンの移送を行うことも想定される。

新たに開発が進められている新型コロナワクチンの種類によっては、品質、有効性及び
安全性を保つために冷凍した状態で保管・流通することが必要であると考えられており、
医療機関等において適切に保管管理ができるよう、ワクチン保管用冷凍庫・冷蔵庫による
保管を行う必要がある。
ファイザー社ワクチン用の超低温冷凍庫(ディープフリーザー。以下「-75℃対応冷
凍庫」という。
)については、人口規模に応じて配置することとしつつ、各市町村が1
台以上配置されるように国が一定量を調達し、割り当てを行う。-75℃対応冷凍庫の実
際の配置に当たっては、連日 100 回程度の接種が求められることを踏まえ、一定規模の
病院や複数の医療機関が協力して運営する会場、巡回診療の拠点となる場所等へ配置
することができるように調整を行う。配置されるまでの流れは以下のとおり。


国から各自治体に最低1台を割り当て、残りを人口規模等に応じて割り当てる。

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