よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


地域医療構想策定ガイドライン (72 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000080850_00014.html
出典情報 地域医療構想策定ガイドライン(7/3)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

ることが重要である。


特に高齢者は、一定の治療を終えた後も、直ちに自宅等で生活に移行するこ
とが困難であることが多い一方、必ずしも引き続き急性期病床や包括期病床等
での入院医療を要しない場合がある。このため、入院患者について、状態に応
じて介護保険施設を退院先として活用することにより、早期の退院につなげる
ことも考えられる。
○ 例えば、介護老人保健施設は、要介護者にリハビリテーションを提供する機
能維持・改善の役割を担う施設であるとともに、在宅復帰、在宅療養支援のた
めの地域拠点となる施設である。また、介護医療院は、医療の提供が必要な要
介護者の長期療養・生活施設である。
○ 医療機関は、こうした介護保険施設の機能を十分に理解するとともに、退院
時の適切な情報連携等を行っていくことで、患者の状態に応じ、退院後の受け
皿として活用することも検討する。
○ このため、地域において、入院患者の退院先として、介護老人保健施設、介
護医療院、特別養護老人ホームを活用していくことについて、医療機関及び介
護保険施設の関係者の間で認識が共有されるよう、連携を推進していくことが
重要である。
○ 具体的には、例えば、次のような取組を進める。
・ 介護保険施設における医療提供やリハビリテーション等の機能について、
地域の関係者が理解を深める場を設定する。
・ 医療機関と介護保険施設との間で、入院中の患者の状態像や、介護保険施
設側で受入可能な状態(例えば、酸素療法が実施可能など)等を整理し、地
域において共有する。
・ 退院時における、医療機関と介護保険施設の実際の連携事例について、具
体的なタイムスケジュールや情報連携の内容等を含め、地域で共有する。
・ 介護保険施設と協力医療機関とのマッチング・連携に係る支援を行う。
○ こうした連携を進めることにより、地域全体として効率的かつ効果的な医療
提供体制の構築が可能になると考えられる。


高齢者施設入所中の利用者が適切な医療を受けることができる体制の整備
○ 医療と介護の双方のニーズを有する高齢者が更に増加していく中、高齢者施
設に入所中の利用者についても、日常的な健康管理に加え、状態変化時に必要
な介入を適時(
・適切に行うことができるようにすることが、重症化を未然に防
ぐ観点からも重要である。
○ 特に、高齢者施設入所中の利用者については、慢性疾患を有する者、認知症
を有する者、医療的ケアを要する者等もみられ、急変時又は医療が必要となっ
た際に、施設内のみで対応することが困難な場合がある。このため、必要時に
早期に医療機関を受診し、又は必要に応じて円滑に入院につなげられるよう、
71