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公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00282.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第12回 9/18)《厚生労働省》
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働き方・タスクシフト/シェアの推進に係る現状と課題
【現状】
(医師事務作業補助者について)
・医師事務業務の省力化に向けたICT活用として、いずれの取組についても、約80%以上の病院で取り組まれていなかった。
・ICTを活用した取組としては、「説明動画の活用」、「WEB問診・AI問診」、「外来診療WEB予約システム」が多かった。

・ICTを活用した取組について、いずれの取組も「作業効率の上昇」、「労働時間の短縮」が得られる効果の中で最も多かった。
・労働時間の短縮の効果が得られるとの回答の割合が多い取組として「臨床データ集計等でのRPA活用」、「退院サマリー等の作成補助を行う生成
AI文書作成補助システム」、「説明動画の活用」があった。
・生成AIによる文章作成補助システムを活用した場合、紹介状や退院サマリーの作成において、カルテからの情報収集、情報突合と構造化、要約
といったプロセスが自動化される。
・生成AIによる文書自動作成、WEB問診・AI問診等による、文書作成や情報入力等に係る医師事務作業の業務時間の削減効果事例がある。

【課題】

○ 医師事務作業について、生成AI文書作成補助システムやRPAを活用したICTの取組により、作業効率の上昇や労働時
間の短縮効果が得られている一方で、医師事務作業におけるICT活用の取組が約8割の病院では実施されていないこと
を踏まえ、ICT活用の推進に向けた取組をどのように評価・分析するか。

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