よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-2 がん検診事業のあり方について(案) (80 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41159.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第42回 7/4)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

肺がん検診のためのチェックリスト(市区町村用) - 集団検診・個別検診

令和 6 年 3 月

解説:
⑤ このチェックリストにおける「検診機関」は、委託形態にかかわらず、実際の検診を行う個々の検診機
関(医療機関)を指す。ただし医師会等が完全に体制を統一している場合は、医師会等を 1 医療機関と
みなしても構わない。
⑥ 市区町村が単独で実施できない項目については、関係機関(都道府県、検診機関、医師会等)と連携し
て行うこと。また市区町村はその実施状況を把握すること。

1. 検診対象者の情報管理
(7) 対象者全員の氏名を記載した名簿※を、住民台帳などに基づいて作成しているか
※ 過去の受診者や希望者のみを名簿化するのは不適切である
(8) 対象者全員に、個別に受診勧奨を行っているか
※ 自治体の広報紙などの配布は不適切である。受診票の送付でも個人名を列記しない世帯分の一括送付
は不適切である
(9) 対象者数(推計でも可)を把握しているか

2. 受診者の情報管理
(5) 個人別の受診(記録)台帳またはデータベースを作成しているか
(6) 過去 5 年間の受診歴を記録しているか

3. 対象者への説明、及び要精検者への説明
(5) 受診勧奨時に、「検診機関用チェックリスト 1.対象者への説明」が全項目記載された資料を、全員に
個別配布しているか※
※ 市区町村が配布していない場合:市区町村があらかじめ確認した資料(全項目が記載されている資料)
を委託先の全ての検診機関が配布している場合も可とする
(6) 要精検者全員に対し、受診可能な精密検査機関名(医療機関名)の一覧を提示しているか※
※ ここで提示する精密検査機関には、可及的に精密検査結果の報告を義務付けること
※ 市区町村が提示していない場合:市区町村があらかじめ確認した資料を、委託先の全ての検診機関が提示
している場合も可とする

4. 受診者数・受診率の集計
解説:高危険群とは喀痰細胞診対象者のこと。すなわち、質問(医師が自ら対面で行う場合は問診)の結
果、50 歳以上で喫煙指数(1 日本数×年数)が 600 以上だった者(過去における喫煙者を含む)を
指す
(3) 受診者数・受診率を集計しているか
(1-g) 受診者数・受診率を性別・年齢 5 歳階級別に集計しているか
(1-h) 受診者数を検診機関別に集計しているか
(1-i) 受診者数を過去の検診受診歴別に集計しているか注 1
(2) 「肺がん検診受診者中の高危険群割合」、「高危険群中の喀痰容器配布割合」、「喀痰容器配布中の回
収率」、「肺がん検診受診者中の喀痰容器回収率」を集計しているか
(2-a) 「肺がん検診受診者中の高危険群割合」、「高危険群中の喀痰容器配布割合」、「喀痰容器配布中の
回収率」、「肺がん検診受診者中の喀痰容器回収率」を、性別・年齢 5 歳階級別に集計しているか
(2-b) 「肺がん検診受診者中の高危険群割合」、「高危険群中の喀痰容器配布割合」、「喀痰容器配布中の
回収率」、「肺がん検診受診者中の喀痰容器回収率」を、検診機関別に集計しているか
(2-c) 「肺がん検診受診者中の高危険群割合」、「高危険群中の喀痰容器配布割合」、「喀痰容器配布中の
回収率」、「肺がん検診受診者中の喀痰容器回収率」を、過去の検診受診歴別に集計しているか注 1

5. 要精検率の集計
解説:いずれも胸部エックス線受診者/喀痰細胞診受診者/総受診者別に要精検率を集計すること

80