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資料3-2 がん検診事業のあり方について(案) (151 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41159.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第42回 7/4)《厚生労働省》
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A34

大腸がん検診は他がん種と異なり結果が早く分かる(二重読影などが不要)ためです。欧州の精
度管理に関するガイドラインでも、15 日以内に結果を報告することが推奨されています。

④肺がん
Q35

読影医の要件(※)が指定されている理由を教えてください。

A35

肺癌の読影をしている医師が読影しないと、適切に胸部エックス線写真の判定ができない場合
があるからです。
普段肺癌の読影をしていない医師が読影した場合に、進行がんさえも見つからない恐れがあり
ます。
※読影医の要件
・第一読影医:検診機関などで開催される「肺がん検診に関する症例検討会や読影講習会
(注)」に年1回以上参加していること
・第二読影医:下記の 1)、2)のいずれかを満たすこと
1) 3 年間以上の肺がん検診読影経験があり、かつ検診機関などで開催される「肺がん検診
に関する症例検討会や読影講習会(注)」に年1回以上参加している
2) 5 年間以上の呼吸器内科医、呼吸器外科医、放射線科医のいずれかとしての経験があ
り、かつ検診機関などで開催される「肺がん検診に関する症例検討会や読影講習会
(注)」に年1回以上参加している
(注)「肺がん検診に関する症例検討会や読影講習会」は下記参照
https://www.haigan.gr.jp/modules/lcscr/index.php?content_id=1
「肺癌取扱い規約

第 8 版 肺がん検診の手引き改訂について」、「肺癌取扱い規約第 8 版

「肺がん検診の手引き」改訂に関する Q&A」

Q36

胸部エックス線の画質について、「放射線科医、呼吸器内科医、呼吸器外科医のいずれかによる
胸部エックス線の画質の評価」と「それに基づく指導」が求められていますが、誰に指導をする
のでしょうか。

A36

放射線科医、呼吸器内科医、呼吸器外科医のいずれかが、それ以外の医師・技師が撮影した写真
について、画質の評価と指導を行うことが求められます。
特に、個別検診では放射線科/呼吸器科医以外の医師が撮影されることが多く、むしろ技師であ
ればすぐに気付く現像液の劣化や、撮影のゆがみなどが見過ごされる恐れがあります。そのた
め、このような画質の評価に関する項目が設けられています。

⑤ 乳がん
Q37

乳房エックス線画像については、日本乳がん検診精度管理中央機構の施設画像評価で A または

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