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05 令和8年度概算要求主要事項 (34 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html
出典情報 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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令和8年度要求・要望額
(前年度予算額

0.2億円
0.2億円)

※ 拠出⾦については、⽂部科学省、こども家庭庁で按分して負担。
※ 国内における調査実施の事務的経費は国⽴教育政策研究所で負担。

勤務環境や研修などの保育者の資質・能⼒の向上に関する状況等
を調査。

○「OECD国際幼児教育・保育従事者調査」(2018年)

過去の参加実績

(担当︓初等中等教育局幼児教育課)

「幼児教育・保育を通じたより平等な機会と包括性の確保」に向けて、
⼦供の発達、学習、福祉に関する最新の研究を基に、幼児教育・保育に
関する政策の改善、新しい政策の導⼊条件等を調査。

○「質の⾼い包括的な幼児教育・保育を⽬的とした政策への研究の
転換」(2023〜2024年)

ECEC networkにおける25年にわたる幼児教育・保育に関する国際的な政策レビューを未来に向けた考察に発展させるため、幼児教育・保育に
関する指標のダッシュボードの作成、⼈材の確保、研修、定着に関する政策⽂書の作成等に取り組む。2025年から2026年にかけて調査・公表予定。

「未来を形作る︓幼児教育・保育を通して⼈⽣を変⾰する」
(Shaping the Future : Transforming lives through Early Childhood Education and Care)

勤務環境や研修などの保育者の資質・能⼒の向上に関する状況等に関する第2期調査が2021年から開始。
第1期調査(2018年)では、⽇本の保育者の研修等による専⾨性向上への意識の⾼さなどが明らかになった⼀⽅、保育者の処遇や社会的評価、
保育者の不⾜等についての課題もあり、調査結果を参考に施策⽴案に活⽤。

「OECD国際幼児教育・保育従事者調査」
(Starting Strong Teaching and Learning International Survey(TALIS Starting Strong))

下記の事業に参画し、幼児教育の質向上のための施策⽴案に活かす。

事業内容

○ 質の⾼い幼児期の教育の提供を基本理念とする「⼦ども・⼦育て⽀援新制度」の開始、幼児教育・保育の無償化の実施に加えて、令和2年9
⽉のG20教育⼤⾂会合において質の⾼い幼児教育へのアクセスの重要性が宣⾔されるなど、国内外で幼児教育の質に対する関⼼が⾼まってい
るところ。
○ このため、OECDが実施する国際幼児教育・保育従事者調査等に参加し、質の⾼い幼児教育を提供するための基礎データの整備に貢献すると
ともに、これらの事業への参加により、国際⽐較可能な幼児教育・保育施設の活動実態に関するデータや、各国の好事例など、質の⾼い幼児教
育の提供に向けた施策展開のための重要な基礎情報を得ることとする。

背景・課題

OECD ECEC Network事業への参加