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06_参考資料3_令和7年度障害福祉現場の生産性向上に向けた調査研究事業報告書 (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74877.html
出典情報 障害福祉分野における人材確保・生産性向上に関する検討会(第1回 7/28)《厚生労働省》
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就労系事業所では、作業の機械化や自動化による生産性向上に
加え、障害のある人の働き方そのものを広げる手段としてテク
ノロジーが活用されていることも紹介された。在宅就労や新た
な業務の創出など、支援の可能性を広げる取組としても位置付
けられる。

生産性向上の取



取組のきっかけとしては、利用者の高齢化・重度化に伴う支援

組のきっかけ

量の増加、紙中心の業務の多さ、事務作業に時間を取られて利

(どこから、ど

用者と十分に向き合えないことへの問題意識など、現場で顕在

う始めたのか)

化していた課題が多く挙げられた。どの事例においても、現場
の困りごとや業務上の不便さ、あるいは将来を見据えた問題意
識が取組の出発点になっていた。


取組の進め方としては、業務改善委員会や ICT 委員会などの形
でチームを立ち上げ、経営層、事務職員、現場職員など、立場
の異なる職員を交えて進めている例が多く見られた。現場だけ
では課題が「大変」という声にとどまりやすいため、異なる立
場の視点を持ち寄ることが有効である。



大学教員や地元の IT 事業者、伴走支援事業、補助金・助成金
の活用など、外部資源を活用しながら進めた事例も多く紹介さ
れた。自法人だけで進めるのではなく、専門家や支援制度、他
地域の事例を取り込みながら始めることが、取組を前に進める
うえで有効である。



経営層が最初に方向性を示した事例もある一方で、近年では職
員が SNS や他地域の事例を通じて情報を得て、そこから経営層
に提案し、法人全体の動きにつながるケースも増えている。地
域ごとに取組の進み方には差があるため、外部の情報に触れる
こと自体が、取組のきっかけになることが紹介された。

取組を進めるう



取組を進めるうえでの課題としては、テクノロジーに対する職

えでの課題の乗

員の抵抗感やリテラシーの差、導入しても使いこなされず旧来

り越え方と定着

の方法に戻ってしまうことなどが挙げられた。いずれの実践で

の工夫

も、導入そのものよりも、その後の浸透と定着に苦労が大きい
ことが共有された。このような課題に対しては、職員同士が互
いに助け合う体制づくり、外部アドバイザーの助言を受ける工
夫、会議を重ねて課題と方法を共有することなど、丁寧な対応
が必要である。特に、テクノロジーに苦手意識のある職員を切
り離さず、寄り添いながら一緒に進める姿勢が定着の鍵である
ことが共有された。

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