よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


06_参考資料3_令和7年度障害福祉現場の生産性向上に向けた調査研究事業報告書 (45 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74877.html
出典情報 障害福祉分野における人材確保・生産性向上に関する検討会(第1回 7/28)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2. 取組のモチベーションと経営的視点の重要性
「やりがい」や「ケアの充実」を目的とすることには共感が得られた一方で、経営目線
からは「金銭的なメリット(報酬や処遇の充実等)がないと経営陣は動きにくい」「やり
がいだけに帰結するとボランティア論になってしまう」といった意見があった。また、現
場で最も欠けているのは経営者自身の「業務を効率化する」という思考そのものであり、
経営層が危機感を持って取り組むためのメッセージが必要であるとの指摘があった。
3. テクノロジーに対する見解
「介護ロボットという言葉は訪問系の事業所には馴染みが薄く、ICT という表現の方が
どの事業所にもマッチしやすい」

「紙であっても標準化された手順やマニュアルがあれば
十分に意味がある」といった、現場の実情に即した意見があった。また、効率化で「浮い
た時間」の使い道について、単に既存のケア時間を延ばすというよりも、
「通常はできな
かった新たなケア(新たな価値の創出)
」に着手できるようになるといった声もあった。
4.5 つの手順に対する受け止め
「5 つの手順はわかりやすく、取り組みやすい」
、「共感から入ることは現場の運用にも
あっている」という肯定的な意見が多くあった。一方で、あるべき姿から考えることは理
想であるものの、事務負担軽減などの目の前のメリットを示した上で、職員の関心と協力
を引き出すことも必要な場合があるという意見もあった。

第3節 実地での検証
第1項 検証概要
検証対象となる事業所の選定にあたっては、障害福祉サービス特有の多様性を反映させ
るため、提供しているサービス種別(訪問系、日中活動・居住系、障害児支援系など)や
事業所の規模に偏りがないよう留意した。また、当事者団体が設立した事業所も選定の対
象として含めた。
これらの事業所において、
「基本的な考え方」の素案において整理された取組の「5つ
のステップ」に沿って、取組を実施し、その前後での業務時間の変化や、職員の負担感・
働きがい等の変化を定量的・定性的に測定した。

42