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06_参考資料3_令和7年度障害福祉現場の生産性向上に向けた調査研究事業報告書 (66 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74877.html |
| 出典情報 | 障害福祉分野における人材確保・生産性向上に関する検討会(第1回 7/28)《厚生労働省》 |
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あるとの考え方が示された。
特に、障害福祉分野では、利用者の状況や支援内容が多様であり、法人・事業所ご
とに理念や大切にしている価値観も異なるため、一律の進め方だけでは、現場が納
得しながら取り組むことは難しいとの認識が共有された。
そのため、それぞれの現場が納得しながら取組を進めるための共通の土台となる価
値観を整理する必要があると考えられた。
これらを踏まえ、
「基本的な考え方」では、生産性向上を進める際の土台となる 3
つの価値観(
「協調性(みんなですすめる)」、
「包括性(みんなにやさしい)」
、
「共益
性(みんなにうれしい)
」
)を整理した。
2)「デザイン思考」の考え方
委員からは、障害福祉分野では、利用者の障害特性や希望、事業所の理念、支援の
成り立ちが多様であるという障害福祉分野特有の性質が強調された。そのため、外
から与えられた正解に沿って進めるのではなく、利用者や職員の思い、現場の実情
を丁寧に捉えながら進めることが重要との意見があった。
特に、
「共感をつくる」
「自分たちのこととして捉える」ことが出発点として重要で
あることは、繰り返し指摘があった。こうした障害福祉分野特有の背景を踏まえ、
進め方を整理するに当たっては、さまざまなフレームワークが検討された。
その結果、本書では、
「デザイン思考」の考え方を取り入れることが適当であると整
理された。
デザイン思考は、利用者(ユーザー)の声や現場の思いを起点に、準備段階を積み
重ねながら取組を具体化していく手法であり、障害福祉分野で重視される「利用者
視点」
「共感」
「対話」と親和性が高いと考えられた。
委員からも、障害福祉分野における生産性向上は、
「どのような支援を実現したいの
か」
「利用者にとって何がよりよいのか」を出発点にすべきであるとの意見があり、
徹底した利用者視点を重視するデザイン思考は、障害福祉分野の考え方と親和性が
高いとの評価があった。
3)現場で実践しやすい「5 つのステップ」としての再構成
一方で、委員からは、デザイン思考の考え方をそのまま導入するだけでは、現場に
とって抽象的かつ難しく映るおそれがあるとの指摘もあった。
特に、ICT 未導入の法人や小規模事業所にとっては、複雑なフレームワークがかえ
って取組の障壁となる可能性があると考えられた。
そのため、
「まずはできるところから始めること」、
「小さな成功体験を積み重ねるこ
と」
、
「現場に合ったやり方を選べること」が重要であるとの意見が複数の委員から
63
特に、障害福祉分野では、利用者の状況や支援内容が多様であり、法人・事業所ご
とに理念や大切にしている価値観も異なるため、一律の進め方だけでは、現場が納
得しながら取り組むことは難しいとの認識が共有された。
そのため、それぞれの現場が納得しながら取組を進めるための共通の土台となる価
値観を整理する必要があると考えられた。
これらを踏まえ、
「基本的な考え方」では、生産性向上を進める際の土台となる 3
つの価値観(
「協調性(みんなですすめる)」、
「包括性(みんなにやさしい)」
、
「共益
性(みんなにうれしい)
」
)を整理した。
2)「デザイン思考」の考え方
委員からは、障害福祉分野では、利用者の障害特性や希望、事業所の理念、支援の
成り立ちが多様であるという障害福祉分野特有の性質が強調された。そのため、外
から与えられた正解に沿って進めるのではなく、利用者や職員の思い、現場の実情
を丁寧に捉えながら進めることが重要との意見があった。
特に、
「共感をつくる」
「自分たちのこととして捉える」ことが出発点として重要で
あることは、繰り返し指摘があった。こうした障害福祉分野特有の背景を踏まえ、
進め方を整理するに当たっては、さまざまなフレームワークが検討された。
その結果、本書では、
「デザイン思考」の考え方を取り入れることが適当であると整
理された。
デザイン思考は、利用者(ユーザー)の声や現場の思いを起点に、準備段階を積み
重ねながら取組を具体化していく手法であり、障害福祉分野で重視される「利用者
視点」
「共感」
「対話」と親和性が高いと考えられた。
委員からも、障害福祉分野における生産性向上は、
「どのような支援を実現したいの
か」
「利用者にとって何がよりよいのか」を出発点にすべきであるとの意見があり、
徹底した利用者視点を重視するデザイン思考は、障害福祉分野の考え方と親和性が
高いとの評価があった。
3)現場で実践しやすい「5 つのステップ」としての再構成
一方で、委員からは、デザイン思考の考え方をそのまま導入するだけでは、現場に
とって抽象的かつ難しく映るおそれがあるとの指摘もあった。
特に、ICT 未導入の法人や小規模事業所にとっては、複雑なフレームワークがかえ
って取組の障壁となる可能性があると考えられた。
そのため、
「まずはできるところから始めること」、
「小さな成功体験を積み重ねるこ
と」
、
「現場に合ったやり方を選べること」が重要であるとの意見が複数の委員から
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