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【資料1】業績評価シート(令和6年度)Ⅱ.船員保険 (61 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_83465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第46回 9/29)《厚生労働省》 |
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【事業計画の達成状況】(事業報告書 P48~P50)
特定保健指導については、生活習慣病予防健診と併せて実施している健診実施機関に加え
て、特定保健指導を全国で実施する外部事業者を活用し実施しています。
ⅰ)健診当日の初回面談の推進
生活習慣病予防健診や特定健康診査の後に特定保健指導を実施する場合、対象者へのご案
内は 3 か月程度後になることから、対象者が被保険者の場合、乗船中で面談を実施できない
ケースが多いという課題があります。そのため、船員保険では特定保健指導の初回面談を健
診当日に実施できる機会を増やすよう健診実施機関に働きかけています。
2024(令和 6)年度は、健診実施機関において、健診当日の健診データを積極的に活用
し、対象者の方々へ初回面談の分割実施 13を早期に行ったほか、巡回健診実施時に保健師等
が同行し、腹囲、体重、血圧、喫煙歴等の状況から特定保健指導の対象と見込まれる方に対
して、当日把握できる情報をもとに初回面談を分割して実施し、実施件数の向上に取り組み
ました。
その結果、2024 年度の初回面談の分割実施件数は、2023 年度と比べて 227 件増の 1,154
件となりました。
ⅱ)利用勧奨の実施及び ICT を活用した特定保健指導の推進
2023(令和 5)年度に引き続き、特定保健指導の利用券発送後に、電話による利用勧奨を
行い、きめ細やかな利用勧奨に努めました。利用勧奨にあたっては、ICT の活用による利用
者の利便性向上及び新型コロナウイルス感染防止の観点から、スマートフォン等のビデオ通
話機能を活用したオンライン面談による特定保健指導を積極的に案内し、2023 年度から引き
続き、申込みをオンラインで行える環境を提供し、ICT を利用した特定保健指導の実施件数
は、2023 年度と比べて 34 件増の 326 件となりました。
【初回面談の分割実施とICTを利用した特定保健指導の実施状況】
2021 年度
2022 年度
2023 年度
2024 年度
初回面談分割実施数
740
882
927
1,154
ICT 利用面談数
210
298
292
326
これらの取組を行った結果、被保険者の特定保健指導実施率は、2023 年度と比べて 0.6%
ポイント減の 14.5%となり、KPI(被保険者の特定保健指導実施率 16%以上)は達成で
きませんでした。
一方、被扶養者の特定保健指導実施率は、2023 年度と比べて 0.9%ポイント増の 26.9%と
なり、KPI(被扶養者の特定保健指導実施率 25%以上)を達成できました。
なお、加入者全体の特定保健指導実施率は、2023 年度と比べて 0.5%ポイント減の 15.4%
となり、2024 年度の実施目標(16%)を概ね達成できました。
13
健診当日に、腹囲・体重、血圧、喫煙歴等の状況から特定保健指導の対象と見込まれる方に対して、把握できる情報(腹囲・
体重、血圧、問診票の回答を含めた既往歴、前年度の健診結果等)をもとに初回面接を行うことをいいます。
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特定保健指導については、生活習慣病予防健診と併せて実施している健診実施機関に加え
て、特定保健指導を全国で実施する外部事業者を活用し実施しています。
ⅰ)健診当日の初回面談の推進
生活習慣病予防健診や特定健康診査の後に特定保健指導を実施する場合、対象者へのご案
内は 3 か月程度後になることから、対象者が被保険者の場合、乗船中で面談を実施できない
ケースが多いという課題があります。そのため、船員保険では特定保健指導の初回面談を健
診当日に実施できる機会を増やすよう健診実施機関に働きかけています。
2024(令和 6)年度は、健診実施機関において、健診当日の健診データを積極的に活用
し、対象者の方々へ初回面談の分割実施 13を早期に行ったほか、巡回健診実施時に保健師等
が同行し、腹囲、体重、血圧、喫煙歴等の状況から特定保健指導の対象と見込まれる方に対
して、当日把握できる情報をもとに初回面談を分割して実施し、実施件数の向上に取り組み
ました。
その結果、2024 年度の初回面談の分割実施件数は、2023 年度と比べて 227 件増の 1,154
件となりました。
ⅱ)利用勧奨の実施及び ICT を活用した特定保健指導の推進
2023(令和 5)年度に引き続き、特定保健指導の利用券発送後に、電話による利用勧奨を
行い、きめ細やかな利用勧奨に努めました。利用勧奨にあたっては、ICT の活用による利用
者の利便性向上及び新型コロナウイルス感染防止の観点から、スマートフォン等のビデオ通
話機能を活用したオンライン面談による特定保健指導を積極的に案内し、2023 年度から引き
続き、申込みをオンラインで行える環境を提供し、ICT を利用した特定保健指導の実施件数
は、2023 年度と比べて 34 件増の 326 件となりました。
【初回面談の分割実施とICTを利用した特定保健指導の実施状況】
2021 年度
2022 年度
2023 年度
2024 年度
初回面談分割実施数
740
882
927
1,154
ICT 利用面談数
210
298
292
326
これらの取組を行った結果、被保険者の特定保健指導実施率は、2023 年度と比べて 0.6%
ポイント減の 14.5%となり、KPI(被保険者の特定保健指導実施率 16%以上)は達成で
きませんでした。
一方、被扶養者の特定保健指導実施率は、2023 年度と比べて 0.9%ポイント増の 26.9%と
なり、KPI(被扶養者の特定保健指導実施率 25%以上)を達成できました。
なお、加入者全体の特定保健指導実施率は、2023 年度と比べて 0.5%ポイント減の 15.4%
となり、2024 年度の実施目標(16%)を概ね達成できました。
13
健診当日に、腹囲・体重、血圧、喫煙歴等の状況から特定保健指導の対象と見込まれる方に対して、把握できる情報(腹囲・
体重、血圧、問診票の回答を含めた既往歴、前年度の健診結果等)をもとに初回面接を行うことをいいます。
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