よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1】業績評価シート(令和6年度)Ⅱ.船員保険 (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_83465.html
出典情報 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第46回 9/29)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【事業計画の達成状況】(事業報告書 P35~P37)
ⅰ)無線医療助言事業及び洋上救急医療援護事業の円滑かつ着実な実施
船員労働の特殊性等を踏まえ、船員の健康と生命の安全を守る上で重要な役割を果たす無
線医療助言事業及び洋上救急医療援護事業について、外部委託機関と連携を図り、円滑かつ
着実に実施しました。
無線医療助言事業については、独立行政法人地域医療機能推進機構(東京高輪病院及び横
浜保土ケ谷中央病院)に委託しています。無線医療助言事業は陸から隔絶された船上で就労
する被保険者の安全・安心の拠り所として、その役割を確実に果たしていくことが必要で、
関係者からもニーズが高い事業です。
無線医療助言事業において、適切な助言を行うためには事業に携わる医師等に海上労働の
特殊性について理解を深めていただくことに加え、船舶の衛生管理者等に無線医療の利用方
法等について知識を深めていただくことが重要です。そのため、海上労働の特殊性や医療へ
のアクセスが制限されている船員にとっての当事業の重要性や、無線医療を利用する際の注
意事項をまとめた動画を作成し、委託先の 2 病院への提供とインターネット上の動画共有サ
ービス(YouTube)での公開を 2025(令和 7)年 2 月に行い、船舶所有者の希望に応じ、動画
を収録した DVD の配布を行いました。
また、2024(令和 6)年 10 月に船舶に備え付ける医薬品(船員保険法施行規則第 53 条 1
項)が変更されたため、無線医療助言通信ハンドブックを改訂し、すべての船舶所有者へ
2025 年 2 月に配布したことに加え、ハンドブックの英語版を船員保険のホームページに日本
語版とあわせて掲載しました。
加えて、委託先の 2 病院で使用する無線医療助言システムは、OS のサポート終了に伴う更
新が必要であったため、2024 年 8 月に機器及びソフトウェアの更改を行い、2024 年 10 月よ
り新システムを稼働することで、無線医療助言事業の円滑な運用に努めました。
洋上救急医療援護事業については、引き続き公益社団法人日本水難救済会に委託し、着実
に実施しました。

- 44 -