よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項・一括版) (75 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_kouki_zentai_shiori_2.pdf
出典情報 令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/17)《東京都》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。



大規模水害時における排水対策の推進
(都所管局

(提案要求先 国土交通省)
建設局・港湾局・下水道局)

東部低地帯における高潮や荒川の洪水等による大規模水害時にお
いて、迅速な救助、早期復旧・復興に向けた排水対策を、都と連携
して推進すること。
<現状・課題>
東京の東部低地帯では、地盤面が海面あるいは河川水位よりも低い地域が広範
囲に広がっているため、高潮や洪水等により、大規模な水害が発生すると、長期
間にわたり浸水が継続することが想定される。
このため、都は、「大規模水害時の排水作業準備計画検討委員会」を設置し、
国が策定した荒川や利根川などの排水作業準備計画と整合を図りつつ、平成30
年3月に公表した高潮浸水想定区域図に基づく、東京都における排水作業準備計
画を令和4年8月に公表した。大規模水害発生時には、これらの準備計画を踏ま
えた排水計画を作成し、排水作業を実施することとしている。
また、大規模水害時にも必要な排水施設となる排水機場等について、耐震・耐
水対策を推進するとともに、浸水期間の短縮に向けた排水機能の強化について検
討を進めている。
大規模水害発生後、早期に復旧・復興を図るには、速やかな排水により浸水を
解消することが重要であるため、国と都が連携して、排水対策を進めていく必要
がある。
<具体的要求内容>
(1)大規模水害時においては、国が主導し都と密に連携を図り、排水計画に基
づき速やかに排水を実施すること。
(2)大規模水害発生後、速やかに浸水が解消できるよう、国が管理する排水機
場の増強について検討すること。
(3)浸水期間の短縮に必要な排水機場等の耐水化などについて、財源の措置や
技術的支援を講じること。

- 71 -