よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項・一括版) (124 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_kouki_zentai_shiori_2.pdf
出典情報 令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/17)《東京都》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

17


鉄道駅のバリアフリー化の推進

移動等円滑化方針及び基本構想の作成促進
(提案要求先
(都所管局

国土交通省)
都市整備局)

移動等円滑化促進方針及び基本構想の作成に必要な財源を確保
すること。
<現状・課題>
移動等円滑化促進方針及び基本構想は、鉄道駅や駅周辺地域の面的・一体的な
バリアフリー化を進める計画であり、改正バリアフリー法などに示される、「共
生社会の実現」や「社会的障壁の除去」に資するバリアフリーのまちづくりのた
めの重要な取組である。
都は、区市町村の基本構想策定に係る経費について、区市町村への補助を実施
してきたが、具体の事業に関する調整が難航することや作成のための予算がない
などのために、基本構想の作成が進んでいない地域がある。
こうした中、平成30年に高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する
法律(平成18年法律第91号)が改正された。
この改正では、マスタープラン制度が導入され、同法第24条の2で、区市町
村は移動等円滑化促進方針を作成するよう努めるものとされた。また、同法第2
5条で、基本構想の作成について、改正前はできる規定であったが、改正後は努
力義務とされた。
これを受け都も、移動等円滑化促進方針を作成する区市町村に対し、策定に対
する経費を令和2年度から新たに補助することにした。(令和3年12月現在、
移動等円滑化促進方針を2区、バリアフリー基本構想を30区市が策定済み)
今後、区市町村が取り組む移動等円滑化促進方針及び基本構想の作成を一層促
進していく必要がある。
<具体的要求内容>
区市町村の移動等円滑化促進方針及び基本構想の作成に必要な財源を確保す
ること。

- 120 -