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令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項・一括版) (32 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_kouki_zentai_shiori_2.pdf
出典情報 令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/17)《東京都》
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どに対し、利用客の保護を図ることや、必要となる飲料水や毛布、医薬品な
どを備蓄するよう指導すること。
さらに、利用者を保護するために必要となる、利用者が安全に待機できる
場所や、飲料水や毛布、医薬品などを備蓄する倉庫を設置するよう強く働き
かけること。
(3)「一時滞在施設の確保」の観点から、以下の措置を講じること。
① 自治体が民間事業者の協力を得ることの障害を取り除くため、法改正を
行い、首都圏だけでなく全国共通の「発災時の損害賠償責任が事業者に及
ばない制度」の創設を国として早期に実現すること。
② 国の庁舎及び関係機関の所有又は管理する施設について、発災時に、都
や区市町村の要請により、帰宅困難者の一時滞在施設として使用できる施
設を確保するとともに、飲料水や食料等の備蓄、情報通信体制の整備、非
常用電源等の確保など、運営体制の整備を行うこと。
③ 今後の民間が担う一時滞在施設において不可欠な帰宅困難者用の3日分
の飲料水及び食料等の備蓄が実施できるよう、財政措置を講じること。そ
の際は、民間事業者の負担を可能な限り軽減するとともに、民間事業者が、
それぞれ負担した費用について、発災後に災害救助法(昭和22年法律第
118号)による支弁を受けられることを明確にすること。
④ 一時滞在施設に協力をした民間事業者に対し、法人税の軽減などの税制
措置を行うこと。
(4)「迅速な安否確認と正確な情報提供」の分野では、災害時に強い通信基盤
の整備や、帰宅困難者が必要とする情報を迅速かつ的確に提供するための体
制づくりについて、早期に実現すること。
(5)「帰宅支援」について、要配慮者の特別搬送に関するマニュアルの策定や
鉄道運行の早期復旧を図れる体制づくりなどオペレーションに係る検討を
進めること。




○ 一時滞在施設確保状況(令和4年7月現在)
【施 設 数】1,213か所
(国等25、都立228、区市町村311、民間649)
【受入人数】約44.7万人※
(国等 約1.0万人、都立9.0万人、区市町村 約10.0万人、民間 約2
4.7万人)
※66万人の都内需要者数(屋外で被災した行き場のない帰宅困難者。数は
令和4年5月に試算。)に対し、約67%

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