よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (286 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/PDF/r6_zenki.pdf
出典情報 令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/15)《東京都》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

48

物流機能の強化に向けた東京港の整備推進
【最重点】



物流機能の強化
(提案要求先 国土交通省)
(都所管局 港湾局)

東京港の物流機能を強化するため、
(1)中央防波堤外側コンテナふ頭(Y3バース)の早期完成に向
けて、必要な財源を確保するとともに、整備の着実な推進を図
ること。
(2)青海コンテナふ頭の再編や内貿ユニットロードふ頭の整備な
ど、物流機能の強化に資する施設整備に必要な財源を確保する
こと。
(3)今後の貨物需要の増大に対応した東京港の機能拡充について
支援を行うこと。
<現状・課題>
東京港は、大消費地である首都圏の生活関連物資等の流通を支えるとともに、
豊富な道路ネットワークにより東北・北関東等も含めた外貿コンテナ貨物を取り扱
う商業港として、貨物量が増加し続けている。現在、施設能力を大幅に上回る貨物
を取り扱っており、交通混雑などが発生している状況である。このままでは、首都
圏の生活と産業に多大な影響が生じるとともに、我が国の国際競争力の低下につな
がるおそれがあり、東京港における抜本的な施設能力の向上が喫緊の課題である。
このため、コンテナ船の大型化にも対応した中央防波堤外側コンテナふ頭(Y
3バース)を早期に完成させるとともに、処理能力の向上に向けた青海コンテナ
ふ頭の再編整備等を進める必要がある。
また、内貿ふ頭では、船舶の大型化とRORO船による貨物輸送量の増大が進
んでいることから、これらに対応したふ頭機能の強化が必要である。
さらに、今後の貨物需要の増大にも対応するため、新規ふ頭の整備等による東
京港の機能拡充に向けた取組みが不可欠である。
<具体的要求内容>
(1)中央防波堤外側コンテナふ頭の整備推進
東京港の物流機能を強化するため、中央防波堤外側コンテナふ頭(Y3バ
ース)の早期完成に向けて、岸壁工事等に必要な財源を確保するとともに、
- 280 -