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令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求 (275 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/PDF/r6_zenki.pdf
出典情報 令和6年度 国の施策及び予算に対する東京都の提案要求(6/15)《東京都》
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横田飛行場におけるCV-22オスプレイに係る対応
(提案要求先 外務省・防衛省)
(都所管局 都市整備局)

(1)機体の安全性や運用について、基地周辺住民の不安が解消さ
れるよう、十分な説明責任を果たすこと。
(2)安全対策の徹底と生活環境への配慮等を米国に働きかける
こと。
(3)今後の配備に当たっては、必ず、事前に地元自治体に情報を
提供するなど、地元自治体や基地周辺住民に対して十分な説明
責任を果たすこと。
<現状・課題>
平成30年10月に5機のCV-22オスプレイが横田飛行場に配備され、令
和3年7月には地元自治体に対する事前の情報提供がなく1機が追加され、現在
6機のCV-22オスプレイが配備されている。一方で、オスプレイについては、
平成28年12月の沖縄県における不時着水をはじめとする国内外での事故が発
生するとともに、令和3年には3回、横田基地所属機の予防着陸が発生している。
これらに加えて、令和4年8月16日には、CV-22オスプレイの飛行運用
の一時停止、地上待機措置が取られ、その後、ハード・クラッチ・エンゲージメ
ント(以下「HCE」という。)による事故が平成29年以降で計4回発生して
いたこと、HCEが発生することは横田基地への配備前の平成22年から米国防
省は把握していたこと、HCEの根本的原因は解明されておらず乗組員の操作に
より対処していることなど、次々に新たな事実が判明した。
これらのことから、CV-22オスプレイの機体の安全性や運用に対する基地
周辺住民の不安が高まりを見せていた中、令和4年9月2日に、地上待機措置が
解除された。
また、令和5年2月に、HCEの発生を予防するための措置の一環として、一
定の飛行時間を経過したオスプレイについて、一部の部品を交換することが公表
された。CV-22オスプレイの安全性に問題はなく、あくまで予防的措置であ
るとのことだが、横田基地所属機が対象となるかは明らかにされておらず、基地
周辺住民の不安解消には至っていない。
他方、令和6年頃までに合計10機のCV-22オスプレイが横田飛行場に配
備される計画となっている。
<具体的要求内容>
(1)地上待機とその後の解除を契機に高まった、機体の安全性や運用に関する
基地周辺住民の不安が解消されるよう、安全確保の徹底はもとより、十分な
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