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提案書14(2601頁~2800頁) (194 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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④普及性の変化
※下記のように推定した根拠

年間対象者数の
変化

年間実施回数の
変化等

見直し前の症例数(人)

1,320

見直し後の症例数(人)

1,320

見直し前の回数(回)

1,320

見直し後の回数(回)

1,320

⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

再評価によって対象患者数や実施回数が変化するものではない。年間対象患者については令和元年社会医療診療行為別統計(厚生労働省)によ
る。

D(外保連試案)

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 特になし
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 医師(術者含む):3
性や経験年数等)

看護師:2

その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 特になし
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

患者に対する安全性は確保されている。

⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

特に問題なし

⑧点数等見直し
の場合
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)

見直し前
見直し後
その根拠

30,810
37,450
メッシュ(66,400円)の保険償還6,640点を要望する。

区分

特になし

区分をリストから選択

番号
技術名

特になし
特になし

具体的な内容

特になし
増(+)

プラスマイナス
⑩予想影響額

予想影響額(円)

87,648,000円

その根拠

増額される医療費(66,400円)×年間実施回数(1,320回)=87,648,000円

備考

特になし

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬

特になし

⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

日本大腸肛門病学会

⑭参考文献1

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

1)名称

Outcome of laparoscopic ventral mesh rectopexy for full-thickness external rectal prolapse: a systematic review, meta-analysis,
and meta-regression analysis of the predictors for reccurence

2)著者

Emile SH, Elfeki H, Shalaby M, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Surg Endoscopy 2019;33:2444-2455

4)概要

完全直腸脱に対する腹腔鏡下直腸脱手術(腹側固定術)におけるメタアナリーシスを17施設、1242例について行った。再発率は2.8%、開腹移行率
は1.8%、合併症率は12.4%、便失禁の改善率は79.3%、便秘の改善率は71%と非常に良好な結果であった。再発の要因としては男性および固定した
メッシュの長さが有意に関連した。

1)名称

Surgical treatment of rectal prolapse in the laparoscopic era; A review of the literature

2)著者

Akira Tsunoda

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J Anus Rectum Colon 2020; 4(3): 89-99

4)概要

文献レビューに基づいて、最近の腹腔鏡下手術時代では腹腔鏡下直腸固定術(腹側直腸固定術、後方直腸固定術)は経会陰的手術と比較して、術
後の合併症は高率ではないこと、疼痛が少ないこと、早期に回復すること、再発率が低いこと等の利点を持ち、完全直腸脱に対する有効な治療法
と考えられる。

1)名称

Laparoscopic ventral rectopexy using the transanal vacuum test for complete rectal prolapse

2)著者

Takeyoshi Yumiba, Yoshihito Souma, Jun Yasuda, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Surgery Today 2021, 51; 1246-1250

4)概要

腹腔鏡下腹側直腸固定術の施行方法が詳細に記述され、メッシュとタッカーの使用方法についても詳細に記述されている。

1)名称

Midterm functional outcome after laparoscopic ventral rectopexy for external rectal prolapse

2)著者

Akira Tsunoda, Tomoko Takahashi, Satoshi Matsuda, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Asian J Endoscopic Surg 2020;13(1):25-32

4)概要

直腸脱に対する腹腔鏡下腹側直腸固定術は、術後の合併症や再発率が少なく、長期間にわたって排便機能と便失禁関連QOLの改善が認められた。

1)名称

Functional

2)著者

Takeyoshi Yumiba, Yoshihito Souma, Kiyokazu Nakajima, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Journal of Gastrointestinal Surgery 2022; 26: 1774-1775

4)概要

腹腔鏡下直腸腹側固定術、腹腔鏡下直腸後方固定術ともに術後に直腸肛門機能、便失禁、便秘の改善を認め、再発率はいづれの術式も0~1.8%と
非常に低率であった。

Outcomes Following Laparoscopic Rectopexy for Complete Rectal Prolapse Patients: Ventral Vs. Posterior

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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