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提案書14(2601頁~2800頁) (136 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図イメージ 「鼠径ヘルニア手術(ロボット支援下)」について
【医療技術の概要】 内視鏡手術用支援機器(ロボット)を用いて、鼠径ヘルニアを治療(腹膜前腔の剥離、
メッシュで修復)する医療技術。
【対象疾患名】 成人の鼠径ヘルニア
【有効性】 腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術は高い鏡視下技術が必要であり、標準化、安定化なら
びに治療成績の向上が議論されてきた。当該手術は、腹腔鏡技術的課題を解決する
ため、患者への多大な寄与が広く実現できる。
【現在当該疾患に対して行われている治療との比較】
鼠径部切開法との比較は、術後合併症の発生頻度、入院期間、再入院率は低い。
腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術との比較は、術後合併症の良好な臨床成績を示す
一定の報告がある。(参考文献1,2,3)
【学会の位置づけ】 ヘルニア学会として、2023年7月より開始される教育セミナー受講や執刀経験をベースに、
鼠径部ヘルニア修練医の資格を創設し、知識のある外科医の実施を要望。
【診療報酬の取扱】 K手術,66,754点
【安全性】 全体で0.67%、30日以内の再入院率0.84%と米国national data baseで報告(参考文献1)。
本邦の多施設で前向き研究(109例)では、現在までに安全性に問題はない(添付資料)。

多関節、手振れ防止など利点

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