よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


提案書14(2601頁~2800頁) (188 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

緑内障手術(流出路再建術)(眼内法)
従来の方法
(=眼外法)

新設され
た眼内法

【緑内障手術(流出路再建術の概要】
➢ 房水の出口である隅角の表面を覆っている線維柱帯を切開してシュレム管を開放し、房水流
出の促進を目指す。
【技術の比較】
<従来の流出路再建術;眼外法 >
➢ 結膜・強膜の縫合が必要である。
➢ 術後管理; 前房出血やそれに伴う眼圧上昇に関する管理が必要になることがある。創口の離解
に対して再縫合などの処置が必要になることがある。
<新設された眼内法>
➢ 約2mmの角膜切開創から器具を挿入し、隅角鏡下で線維柱帯を切開し、シュレム管を開放する。
➢ 結膜や強膜の切開・縫合が不要で低侵襲である。将来の追加手術への影響が少ない。
➢ 術後管理; 眼圧上昇に対する薬物治療が必要なことがあるが、術者でなくても対応可能。
したがって、非常勤医師による執刀や術後管理は十分可能である。
2788