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資料3-1 リツキシマブ(遺伝子組換え)[2.5MB] (89 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00042.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 7/4)《厚生労働省》
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(公知申請への該当性に係る企業見解の様式)
要望番号;IV-169
2 歳未満の小児の重症活動性の GPA 患者又は MPA 患者に対しては、
一般的なワクチン(麻疹、おたふく風邪、風疹、ポリオの予防に有効
なワクチン)に対する免疫反応が不十分となる可能性があるため、マ
ブセラの使用は控えること(5.1 参照)


高齢患者
65 歳以上の患者で投与量の調節は必要とされない。
投与方法

全ての適応症
点滴静注用に調製したマブセラは専用ラインを通じて静脈内注射す
ること。静脈内への push 又は bolus 投与はしないこと。
投与中の患者におけるサイトカイン放出症候群の発現に十分注意す
ること(4.4 参照)。重症の反応、特に重症の呼吸困難、気管支痙攣又
は低酸素状態の徴候を認めた場合は、直ちに投与を中断すること。NHL
患者に関しては、適切な臨床検査を含めて腫瘍崩壊症候群の徴候を評
価し、胸部 X 線を用いて肺浸潤の評価を行うこと。全ての患者におい
て、全ての症状が完全に消失し、臨床検査値及び胸部 X 線所見が正常
化するまで投与を再開してはならない。再開する場合は、中断前の 1/2
以下の開始速度で投与を再開できる。再び重症の同じ副作用が発現し
た場合、投与中止の判断を患者毎に厳密に検討すること。
軽症及び中等症の infusion-related reaction(IRR)
(4.8 項)は、通常、
注入速度の減速により改善する。症状の改善により、注入速度を上げ
てもよい。

成人 NHL、CLL、関節リウマチ、尋常性天疱瘡、成人及び小児の GPA
及び MPA
初回投与
投与開始時の推奨注入速度は 50 mg/時であり、投与開始 30 分後から
30 分毎に 50 mg/時ずつ、最大 400 mg/時まで注入速度を上げることが
できる。
2 回目以降の投与
2 回目以降のマブセラの投与は 100 mg/時で開始し、30 分毎に 100
mg/時ずつ最大 400 mg/時まで注入速度を上げることができる。

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