資料3-1 リツキシマブ(遺伝子組換え)[2.5MB] (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00042.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 7/4)《厚生労働省》 |
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要望番号;IV-168
成人及び小児の GPA/MPA 患者又は成人の PV 患者において、マブセ
ラ治療中及び治療後に、地域の臨床診療ガイドラインに沿った適切な
ニューモシスチス・イロベチイ肺炎(PJP)の予防が推奨される。
小児の GPA/MPA 患者において、重症血管炎症状の治療のため、初
回のマブセラ静脈内投与前にメチルプレドニゾロン 30 mg/kg/day(1 g/
日を超えない)を 3 日間、静脈内投与すること。初回のマブセラ静脈
内投与前に投与するメチルプレドニゾロン 30 mg/kg/day は、更に 3 日
間まで追加可能である。
メチルプレドニゾロンの静脈内投与完遂後、小児患者は 1 mg/kg/day
(60 mg/day を超えない)の経口プレドニゾロンを内服し、可能な限り
臨床的必要性に応じて速やかに漸減する(5.1 参照)。
投与量
処方に従い、患者に投与される剤型(静脈注射又は皮下注射)であ
るか、医薬品のラベルを確認することが重要である。
治療中の投与量調整
マブセラ投与量の減量は推奨しない。マブセラを化学療法と併用す
る場合、化学療法剤には標準的な減量法が適用可能である。
ろ胞性非ホジキンリンパ腫
併用療法
化学療法との併用により、未治療又は再発/難治性のろ胞性リンパ
腫患者を対象に寛解導入療法を行う場合のマブセラの推奨投与量:375
mg/m2(体表面積)/サイクルで、最大 8 サイクル繰り返す。
マブセラは各治療サイクルの 1 日目に、必要に応じて、化学療法に
用いられるグルココルチコイドの静脈内投与後に投与する。
維持療法
・未治療ろ胞性リンパ腫
寛解導入療法に効果を示した未治療のろ胞性リンパ腫患者を対象
とした維持療法でのマブセラの推奨投与量: 375 mg/m2(体表面積)
を 2 ヵ月毎に(寛解導入療法の最終投与から 2 ヵ月後に開始)、疾患
の増悪を認めるまで、又は最大 2 年間継続する(合計 12 回投与)
。
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