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資料3-1 リツキシマブ(遺伝子組換え)[2.5MB] (107 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00042.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 7/4)《厚生労働省》
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(公知申請への該当性に係る企業見解の様式)
要望番号;IV-169
有効性の結果を表 3 に示す。ランダム化から 1 年時点の ORR の比較について、ITT 解析
ではリツキシマブ群で 75%(95%CI 47.6-92.7%、CR:11 例、PR:1 例)、プラセボ群で 31%
(95%CI 11.0-58.7%、CR:5 例)であり(p= 0.032)
、per-protocol 解析では、リツキシマブ
群で 16 例中 12 例、プラセボ群では 11 例中 5 例で効果を認めた(p= 0.224)
。また、累積無
再発生存期間を Kaplan-Meier 法で推定した結果、プラセボ群と比較してリツキシマブ群で
有意に累積無再発生存期間の中央値が延長した(図 1、log-rank 検定、p= 0.023)。
表3

有効性

1 年時点の ORR(ITT)
1 年時点の ORR(per-protocol)
2 年時点の CR(ITT)
無再発生存期間
プレドニゾン累積投与量
プレドニゾン投与期間
入院患者数*1
入院期間*1
輸血例数
52 週間に使用された赤血球
濃厚液パック数(unit)
52 週時点の直接クームス試験
陰性例(全例)
死亡例(追跡期間 24 ヵ月)

リツキシマブ群
75% [47.6-92.7]
CR 11 例/PR 1 例
12/16 例
63%(10/16 例)
4.32 ± 2.27g
20.1 週間
4 例(10 回)
13 日[IQR 6-26]
4例

プラセボ群
31% [11.0-58.7]
CR 5 例
5/11 例
19%(3/16 例)
5.94 ± 3.16g
24.3 週間
10 例(23 回)
28 日[IQR 19-61]
5例

4.0 ± 2.82

5.6 ± 4.15

61.5%
(8/13 例)

20%
(2/10 例)
6例
84 歳[IQR 71-90]

0

p値
0.032
0.224
0.029
0.023
0.14
0.31
0.073
0.076
0.017

IQR, 四分位範囲。
*1 投与後 12 ヵ月間の追跡期間中。

図 1 リツキシマブ群及びプラセボ群の無再発生存期間に関する Kaplan-Meier 曲線
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