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令和6年度 結果報告書(令和7年5月14日掲載) (99 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40123.html
出典情報 緊急避妊薬のスイッチOTC化に係る環境整備のための調査事業 結果報告書(5/14)《厚生労働省》
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・既に妊娠している方
・身体の状態によって緊急避妊薬が使用できない方(重篤な肝障害がある等。)
質問等により薬剤師が判断します。
Q:販売対象でない場合や研究に参加したくない場合は、どうやって緊急避妊を行うの
ですか。
A:この調査研究で販売の対象外となる場合や、研究への参加を望まれない場合は、医
療機関(産婦人科など)での対面診療またはオンライン診療による緊急避妊をご検
討ください。
≫緊急避妊の方法について
Q:なぜ、購入前にいろいろなことを聞かれたり、薬剤師との面談が必要なのですか。
A:緊急避妊薬は性交から 72 時間以内に服用することで効果が得られます。72 時間以
内であるかどうかや、妊娠の可能性がないか、医薬品が使用できないケース(禁
忌)に該当しないか、性感染症への不安がないか等を薬剤師が確認した上で販売
し、適切な服薬指導等を行うためです。
なお、この調査研究では、一定の研修を修了している薬剤師が、購入者のプライバ
シーに配慮して対応いたします。
Q:薬局で聞き取った購入者の情報は、どこに報告されるのですか。
A:薬局で聞き取った情報は、個人を特定できない形(氏名等を数字などに置き換え)
で、研究に必要な情報のみ、日本薬剤師会に設置した研究班に報告されます。ま
た、研究班が報告書等で公表するものは集計値であり、個人を特定しうる情報は含
まれません。
Q:なぜ、購入後、薬剤師が服用を確認できる状態で服用しなければいけないのです
か。薬を持ち帰ってはいけないのですか。
A:確実にご本人が服用されることが確認できるよう、薬剤師が服用を確認できる状態
で服用いただくこととしています。
なお、オンライン診療を受けて薬局で調剤を受ける場合も同様に、薬剤師の面前で
服用することが定められています。
Q:なぜ、服用 3 週間後に妊娠検査薬の使用や、産婦人科の受診の必要があるのです
か。
そのほか、どんな場合に産婦人科の受診が勧められますか。
A:緊急避妊薬を服用しても完全に妊娠を回避できるわけではなく、効果(妊娠を回避
できたか)は服用後すぐにはわかりません。そのため、服用から 3 週間後に、市販
の妊娠検査薬または産婦人科医の受診により妊娠の有無を確認していただく必要が
あります。
また、薬局で緊急避妊薬を販売できないと判断された方、性感染症のリスクや異所
性妊娠(子宮外妊娠)などのリスクがある場合などにも、産婦人科の受診をお勧め
します。
Q:受診する産婦人科は研究で決められていますか。
A:本研究事業にご協力いただいている連携産婦人科をご紹介します。