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令和6年度 結果報告書(令和7年5月14日掲載) (94 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40123.html
出典情報 緊急避妊薬のスイッチOTC化に係る環境整備のための調査事業 結果報告書(5/14)《厚生労働省》
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3.調査研究の方法

(1)対象者に行っていただくこと(つづき)

(1)対象者に行っていただくこと

• 医学・薬学上の理由により、緊急避妊薬を販売できない場合があります。
例えば、妊娠中の方や、重篤な肝障害がある方などです。

協力薬局(HPのリスト参照)へ来局前に電話の上、
妊娠が心配な性交後72時間以内に来局
スマートフォンから研究参加に同意する

• その場合は、産婦人科医がいる医療機関を受診してください。

購入前に質問票に回答の上、薬剤師による面談

薬局で
行って
いただく
こと

• 必要に応じて、薬剤師が産婦人科医を紹介します。

販売可となった場合、購入し、その場で服用
服用前後に薬剤師による指導・アンケート調査(1回目)に回答
約3週間後に妊娠の有無を妊娠検査薬又は産婦人科受診により確認
3~5週間後に、アンケート調査(2回目)に回答

※研究参加の同意取得時にご自身のメールアドレスを登録していただきます。

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3.調査研究の方法

4.調査研究の実施期間

(2)情報の利用目的及び取り扱い

• 本調査研究の実施期間は、2023年11月28日から2026年3月末までを予定し
ています。
• 購入者が研究に参加いただく期間は、購入(服用)した日から、2回目の
アンケート(購入してから3~5週間後に実施)の回答完了日までです。

本調査研究で収集する情報は、以下のとおりです。
• 薬剤師が販売の可否を判断した記録(購入者の事前質問票及び面談内容の
記録)から抽出した情報
• アンケート調査(服用者、薬剤師、産婦人科医それぞれに行う)の回答

研究の参加から終了までの期間
2回とも
スマートフォンから回答
(所要時間2分程度)

回収した情報を集計・分析することで、適正販売を確保できるのかを検討
します。

薬局に行った当日に実施

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5.対象者に生じる負担、予測されるリスク及び利益

(2)期待される利益

(1)負担、予測されるリスク

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3~5週間後に実施

時間的損失

調査研究の内容について理解いただく時間
薬局への問合せ・薬局までの移動に要する時間
薬局における参加登録・薬剤師との面談・アンケート調査への
回答に要する時間(薬局での所要時間は30分程度) など

金銭的負担

薬局までの移動に要する費用(交通費など)
緊急避妊薬の購入費用(税込7,000~9,000円)
妊娠の有無を確認するための妊娠検査薬の購入費用
医療機関への受診が必要な方は医療機関に支払う費用

心理的負担

薬剤師との面談やアンケートに回答することでの心理的負担

• 医療機関を受診せずに、薬局で緊急避妊薬を購入して服用することができ
ます(ただし、薬剤師による面談を受けた結果、販売可となった場合に限
ります)。
• 対象者への直接的な利益ではありませんが、この調査研究の結果は緊急避
妊薬販売の環境整備に活用されます。

など

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