令和 6 年度版

【性感染症のリスク】 （事前質問票の項目：8）
下腹部痛、帯下の異常などより STD への不安いずれかに該当した場合、「□ リスクあり」にチェックを
入れて、ECＰ服用後でも、１，２週間以内に産婦人科受診することを伝えてください。産婦人科の紹介を希
望する者には、紹介文書に連携する産婦人科もしくは近隣の産婦人科の連絡先を記入して渡し、予約方
法の説明等、サポートしてください。
《参考》 性感染症については、研修動画「５．ＳＲＨＲ」を参照してください。

【異所性妊娠、流産のリスク】 （事前質問票の項目：8）
異所性妊娠、流産のリスクについて、下腹部の痛みや膣からの不正出血があれば、「□ リスクあり」にチェ
ックを入れて、購入希望者には、１，２週間以内に産婦人科を受診するよう伝えてください。産婦人科の紹介
を希望する者には、紹介文書に連携する産婦人科もしくは近隣の産婦人科の連絡先を記入して渡し、予約
方法の説明等、サポートしてください。
《参考》 異常妊娠については、研修動画「２．妊娠と中絶」を参照してください。

【その他】
１．経口避妊薬（OC）の服用歴 （事前質問票の項目：9）
避妊を目的とした低用量ピルの服用歴が「あり」の場合には、直近の服用期間（開始年月と終了年月）を
記入してください。現在も服用中の場合は、開始年月を記入し、現在に〇をつけて、終了年月は記入しな
いでください。
《参考》 低用量ピルについては研修動画「3. 日本における妊娠の現状と避妊法の選択」を参照してください。

２．緊急避妊歴 （事前質問票の項目：１0）
緊急避妊歴について、該当するものにチェックを入れてください。
チェックリストには、事前質問票の項目１１（妊娠・出産歴）と 12（産婦人科受診歴）に対応する項目はありませ
ん。これらの項目は、指導に必要な場合があるため、記入いただくことにしています。
《参考》 産婦人科医を受診しにくい一般的な理由については、研修動画「２.妊娠と中絶」を参照してくださ
い。

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