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令和6年度 結果報告書(令和7年5月14日掲載) (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40123.html
出典情報 緊急避妊薬のスイッチOTC化に係る環境整備のための調査事業 結果報告書(5/14)《厚生労働省》
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「販売不可」53 件の理由(自由記述)は、妊娠の可能性(今回の UPSI 以前にも UPSI がある、
直近の月経の期間・量が少ない、最終月経から 4 週間超、月経不順・無月経、UPSI から 72 時間
超、妊娠検査薬陽性等)のため、婦人科症状(下腹部痛、不正出血、性感染症の可能性)のため、
月経が開始したため、直近の中絶歴があったため、低用量ピル服用中のため等の医学薬学的理由
のほかに、ワンストップ支援センターへ紹介したため、本人確認ができない、販売可否を判断で
きる情報量の不足、予防目的での購入希望、面前服用拒否、妊娠検査薬の使用拒否、金額が高い
等が挙げられた。
販売可否判断において妊娠検査薬を使用した割合は期間①では 5.9%であったが、期間➁におい
ては 10.6%を占めた。また、薬剤師が薬剤服用前に確認した服用 3 週間後の妊娠の有無の確認方
法は、妊娠検査薬が約 9 割、産婦人科医への受診が約 1 割であった。
表 16 販売可否判断の結果
期間①

期間➁

合計

件数

%

件数

%

件数



5,081

94.3

1,352

94.7

6,433

94.4

販売可とするが受診が必要

259

4.8

68

4.8

327

4.8

販売不可

46

0.9

7

0.5

53

0.8

5,386

100.0

1,427

100.0

6,813

100.0

販売可

合計

表 17 「販売可とするが受診が必要」とした理由(複数選択可)
期間①
件数

期間➁
%

件数

合計
%

件数



ECP 効果不良

12

4.6

3

4.4

15

4.6

避妊指導が必要

153

59.1

32

47.1

185

56.6

性感染症の可能性

77

29.7

32

47.1

109

33.3

異所性妊娠の可能性*





19

27.9

19

5.8

その他

110

42.5

10

14.7

120

36.7

*研究計画変更において追加した項目
表 18 その他対応したこと(複数選択可)
期間①
件数
産婦人科医への紹介(服用3週間後の受診

期間➁
%

件数

合計
%

件数



248

4.6

26

1.8

274

4.0

320

5.9

151

10.6

471

6.9

222

4.1

11

0.8

233

3.4

についてのみ行ったケースは含めない)
妊娠検査薬の使用(自身での使用を申告さ
れたケースも含める)
ワンストップ支援センターの情報提供

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