令和6年度 結果報告書(令和7年5月14日掲載) (70 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40123.html |
出典情報 | 緊急避妊薬のスイッチOTC化に係る環境整備のための調査事業 結果報告書(5/14)《厚生労働省》 |
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り、日本チェーンドラッグストア協会の企業全体を
挙げて取り組んでいく。また、アプリからの配信で
あれば、正しい情報を直接伝えることや、正しい情
報を発信する Web サイトへ誘導することは可能で
ある。(短期的課題)
○
緊急避妊薬に関する広報活動として、自治体
によるリーフレット等の配布が考えられる。
(短
期的課題)
緊急避妊薬の OTC 化と並行して性教育の見
○
直しを進めるべき。性教育が不十分なことが緊
急避妊薬のスイッチ OTC 化の妨げにはならな
い。性教育の遅れがあり避妊や対等な男女関係
についての正しい知識を持たない人が多いから
こそ緊急避妊薬のスイッチ OTC 化が重要では
ないか(パブリックコメントで新たに提出され
た意見)。
○
コンドームが避妊法の多数を占める日本に
おいて、女性がコンドームの着用を一層求め
にくくなる可能性がある。
○
計画的な避妊法の普及を滞らせる可能性が
懸念される。
<価格>
○ 手頃な価格で入手可能な OTC が望まれる。
<医療機関との連携>
○ 緊急避妊薬を OTC 化する際には、どこの薬 ○
OTC 化した際には、緊急対応できる産婦人科と
局で取扱いがあるか、状況次第でどこの医療
薬局の一覧表を作成する必要があるのではない
機関に情報共有するかなどを、地域の利用者
か。(短期的課題)
とともに共有すべきである。また、研修を受け ○
若年者の性の悩みも含めて相談に応じてくれ
た薬剤師が直接関与することが不可欠と考え
る産婦人科医のリストを、地域の産婦人科医会
る。
などから出してもらい、薬局が持つことで連携
を促してはどうか。
○
緊急避妊に関しては、メンタル面のフォローも ○
服用後、避妊法についての相談のために産婦
重要な要素であることから、産婦人科医を受診
人科受診を勧める前提とすることが望ましい。(短
し、メンタル面のアドバイスができるような体制を
期的課題)
構築することが重要である。
○
○
販売後も含め、医師と連携したフォローアップ
緊急避妊薬の販売・授与の際には、緊急時など
産婦人科医への受診を促す必要がある場合等を
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