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提案書16(3000頁~3199頁) (94 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑯参考文献3
4)概要

1)名称

⑯参考文献4

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

PISAと全身性炎症マーカーである高感度C反応性タンパク質 (hs-CRP)との間に強い相関関係が認められた。PISA ≥ 500mm2と<
500mm2のグループ間でhs-CRPレベルに有意差があった (p = 0.017)。また、一般化線形モデル分析により、他の要因を調整し
た後でも、PISAとhs-CRPレベルの間に有意な関連性が明らかとなった (リスク比=1.77; p = 0.033)。さらに、PISAとhs-CRP
の間に相関関係があることが示された (Spearman の順位相関係数、rs = 0.181; p = 0.023)。PISAは歯周病の全身への影響
を推定する有効な指標であり、医歯連携が可能であることが示唆された。
A population-based cross-sectional study of the association between periodontitis and arterial stiffness among
the older Japanese population.
Iwasaki M, Kimura Y, Yamaga T, Yamamoto N, Ishikawa M, Wada T, Sakamoto R, Ishimoto Y. et al.
J Periodont Res 56: 423-431, 2021. doi.org/10.1111/jre.12835

4)概要

動脈硬化をCardio-Ankle Vascular Index (CAVI)を用いて評価し、PISAとの関連を調べたところ、CAVIを使用して評価された
動脈硬化の有病率と重症度のオッズ比は PISAが10mm2上がるごとに1.06 [95% 信頼区間 (CI) 1.01~1.10]であり、そして重度
の歯周炎に対しては2.12(95% CI 1.09~4.11)であった。歯周病は、日本人の高齢者の動脈硬化と関連していた。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Association between periodontitis and medical expenditurein older adults: A 33-month follow-up study
Sato M, Iwasaki M, Yoshihara A, Miyazaki H
Geriatrics Gerontology International, 16: 856-864, 2016.

4)概要

日本の研究でPISAに基づいて四分位に分類した場合、第4 四分位 (PISAが最大)と第3四分位の参加者は、第1 四分位の参加者
と比較して入院医療費が有意に高かった (それぞれP < 0.01 および = 0.04)。第4 四分位の参加者は、第1 四分位と比較し
て総医療費が有意に高かった ( P < 0.01)。PISAの上昇に伴い、入院患者と総医療費が増加する傾向が認められた。

⑯参考文献5

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学
会等の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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