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提案書16(3000頁~3199頁) (78 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険未収載技術用)
整理番号

※事務処理用

428101

提案される医療技術名

地域歯科麻酔連携体制加算

申請団体名

一般社団法人

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

日本歯科麻酔学会

37歯科・歯科口腔外科
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関連する診療科(2つまで)
リストから選択

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
提案当時の医療技術名
場合、右欄も記
載する


リストから選択

追加のエビデンスの有無

有無をリストから選択

提案される医療技術の概要
(200字以内)

障害者などの歯科医療提供困難患者に対する全身麻酔(L008:マスク又は気管内挿管による閉鎖循環式全身麻酔)を各地域
で行っている口腔(歯科)保健センターなどの無床歯科医療機関が、有床医療機関と連携することで特に術後管理を充実さ
せることに加え、実際の麻酔管理を麻酔に習熟した歯科医師が行うことで、より安全で質の高い麻酔管理が提供されること
を推進するものである。

文字数: 178
対象疾患名

保険収載が必要な理由
(300字以内)

歯科麻酔管理料(K004)は歯科麻酔に習熟した歯科医師による質の高い安全な麻酔管理を評価するもので有床医療機関を対
象としたものである。
一方で実際の歯科治療における全身麻酔は環境の変化に適応が困難な障害者や小児患者を対象とすることが多く、日帰り全
身麻酔(L008)が各地域の口腔(歯科)保健センターなどの無床歯科医療機関を中心に行われている。
そこで、無床歯科医療機関においても歯科麻酔管理料に準じた体制を整備するとともに、地域の有床医療機関と患者情報を
共有し予期せぬ入院や合併症に対して迅速で適切な対応ができるような連携体制を構築することは、歯科における全身麻酔
の安全性に資すると考える。

文字数: 295
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等

歯科医療提供困難患者(障害者、幼少不協力児など)

②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)

■歯科麻酔管理料に準じた麻酔提供体制
・麻酔に従事する歯科医師が配置されていること(非常勤の場合も含む)。
■有床医療機関との連携
・連携有床医療機関と事前に手続きを行う(所在地,緊急時の連絡先,年間麻酔管理症例数などを情報共有する)。
・外来全身麻酔(L008)を施行した患者の帰宅許可を出す際に、Faxやe-mail等で連携有床医療機関へ麻酔記録や
注意事項を情報共有する。
・帰宅する際に患者には想定しうる有害事象について説明するとともに緊急時の連絡先を記した用紙を渡す。

③対象疾患に対
して現在行われ
ている医療技術
(当該医療技術
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
ること)

区分

区分をリストから選択

番号
医療技術名
既存の治療法・検査法等の内容

④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム
⑤ ④の根拠と
なる研究結果等

特になし

特になし

研究結果

エビデンスレベルをリストから選択

ガイドライン等での位置づけ
⑥普及性

年間対象患者数(人)
国内年間実施回数(回)

※患者数及び実施回数の推定根拠等

位置づけをリストから選択
1,517
1,524
社会医療行為別件数(2021)より、
無床歯科医療機関における全身麻酔件数=医科準用の麻酔(1,451/月)-歯科麻酔管理料(175件、181回/月)
=1,264件、1,270回/月
*医科準用の麻酔件数が不明なため歯科麻酔管理料の件数と回数の差を適応
歯科麻酔管理料に準じた体制整備可能な医療機関=歯科麻酔管理料/医科準用の麻酔=1,140/11,971=10%
それぞれ、1,264件(1,270回)×12ヶ月×10% の式より予想した。

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