よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


提案書16(3000頁~3199頁) (130 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

医療技術評価提案書(保険未収載技術用)
整理番号

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

434102
障害児における幼保・学校への情報提供料
公益社団法人日本障害者歯科学会

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

37歯科・歯科口腔外科
22小児科

関連する診療科(2つまで)
36リハビリテーション科

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
提案当時の医療技術名
場合、右欄も記
載する
追加のエビデンスの有無

有無をリストから選択

提案される医療技術の概要
(200字以内)

歯科主治医が、障害児の通園または通学する保育所、幼稚園、学校等に対して、学校生活等を送るにあたり必要な口腔内の
状態や口腔機能の状態等について情報提供を実施した場合の評価


リストから選択

文字数: 85
対象疾患名

保険収載が必要な理由
(300字以内)

自閉スペクトラム症、Down症候群、知的能力障害、脳性麻痺等(重症心身障害児、医療的ケア児を含む)

摂食嚥下障害を有する障害児では、学校給食等での誤った対応は窒息や誤嚥など重大な事故につながる可能性がある。ま
た、口腔清掃にあたっては個々の口腔内の状態に応じた配慮が必要である。そのため、口腔機能の状態や口腔内の状態につ
いて、診療を担当する歯科主治医から幼保・学校等に対して情報提供を行う必要性が高い。歯科医師による幼保・学校への
情報提供はすでに実施されていたが、保険収載されていなかったため、ボランティアで対応せざるを得なかった。医科では
学校等への情報提供が保険収載されており、歯科でも保険収載が必要である。

文字数: 254
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等

幼保・学校に通う障害児、特に口腔管理(口腔ケア、摂食嚥下等)について歯科主治医から学校への情報提供を必要とする
場合が対象となる。

②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)

障害児を担当する歯科主治医から幼保・学校での口腔ケアや摂食嚥下に関わる情報提供が必要であった際に必要な情報を書
類にて提示する。医科ではすでに保険収載されている技術であるため、歯科での保険収載も要望する。医科の算定に準じて
月に1回まで算定可能とする。

区分
③対象疾患に対
して現在行われ
ている医療技術
(当該医療技術
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
ること)

その他(右欄に記載する。)

番号
医療技術名




既存の治療法・検査法等の内容



④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム

⑤ ④の根拠と
なる研究結果等

研究結果

障害児における、学校給食等での誤った対応による窒息や誤嚥など重大な事故を防止すること、および口腔清掃における
個々の口腔内の状態に応じた配慮について情報提供することにより学校などで適切な口腔管理を行うことができる。
学校での窒息事故を複数例経験したと示した報告もある(参考文献4)。また専門的な口腔管理についての学校へのアドバ
イスが必要と報告もある(参考文献3)。
6

ガイドライン等での位置づけ
年間対象患者数(人)
国内年間実施回数(回)
※患者数及び実施回数の推定根拠等
⑥普及性

行われていない

ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン等の
改訂の見込み等を記載する。)
680人
8160回
日本障害者歯科学会全会員を対象とした調査より

3129