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提案書16(3000頁~3199頁) (189 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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接着ブリッジで推奨されている金銀パラジウム合金は価格が高騰している。本技術は歯科用金属の使用量を少なくできるた
め、材料費における診療報酬点数への影響からも医療経済上の有用性については明らかといえる。
また、本技術における必要な専門的な知識例を以下に記す(矢谷博文.メタルフレームを用いたカンチレバーブリッジの生
存率と合併症:文献的レビュー.日補綴会誌 2019;11:193‒205.)。
1 ポンティック部に早期接触がないよう安定した咬合接触を与える。ただし無咬合とはしない。
2 ポンティック部の咬合接触は 1 点とする。
3 支台装置,ポンティックともに咬合面は頰舌径を狭くし,咬頭傾斜は緩やかにする。
4 特にポンティック部には偏心運動時の滑走部位をつくらない 等

⑭その他

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

メタルフレームを用いたカンチレバーブリッジの生存率と合併症:文献的レビュー
矢谷博文.
日補綴会誌 2019;11:193‒205.

4)概要

本技術に関連する論文について、その概要と本技術の有用性について論じた論文である。多くの論文で良好な臨床成績が示
されており、本技術の臨床応用の妥当性を示す。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

オールセラミックカンチレバーブリッジの生存率と合併症: 文献的レビュー
矢谷博文.
日補綴会誌 2020;12:209-224.

4)概要

ジルコニア等を用いており材料は異なるが、技術的には本技術と同一である論文について、その概要と本技術の有用性につ
いて論じた論文である。多くの論文で良好な臨床成績が示されており、本技術の臨床応用の妥当性を示す。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Survival Rates of Anterior-Region Resin-Bonded Fixed Dental Prostheses: An Integrative Review
Mendes JM, Bentata ALG, de Sá J, Silva AS.
Eur J Dent. 2021 Oct;15(4):788-797.

4)概要

過去の論文を用いて解析した結果、メタルフレームを用いた前歯部カンチレバー装置の5年生存率は86.2%と高い値を示し
た。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Clinical procedures, designs, and survival rates of all-ceramic resin-bonded fixed dental prostheses in the
Tezulas E, Yildiz C, Evren B, Ozkan Y.
J Esthet Restor Dent. 2018 Jul;30(4):307-318.

4)概要

データベースと過去の論文から前歯部カンチレバー装置の生存率を検討した結果、2リテーナーより1リテーナーの生存率
が高いことが判明した。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Anterior Cantilever Resin-Bonded Fixed Dental Prostheses: A Review of the Literature
Mourshed B, Samran A, Alfagih A, Samran A, Abdulrab S, Kern M.
J Prosthodont. 2018 Mar;27(3):266-275.

4)概要

現在はジルコニアを用いたカンチレバー装置が主流ではあるが、前歯部に用いたカンチレバー装置でメタルを用いた20症例
の5年生存率は100%であった。

⑯参考文献1

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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