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提案書16(3000頁~3199頁) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

418201

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

口腔細菌定量検査
日本口腔リハビリテーション学会
37歯科・歯科口腔外科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

リストから選択
関連する診療科(2つまで)
リストから選択

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

提案当時の医療技術名

令和4年度

口腔細菌定量検査



追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)

提案される医療技術の概要(200字以内)

区分をリストから選択
D-002-6
1-A

算定要件の見直し(適応)

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択



1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)

該当する場合、リストから○を選択

2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し

該当する場合、リストから○を選択



保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

該当する場合、リストから○を選択

「6

その他」を選んだ場合、右欄に記載

重症の疾患に罹患している患者、周術期患者、終末期患者などみられる口腔内の汚染の原因の一つは、口腔内細菌の著しい増加である。これによ
り、その他の歯科疾患や口腔粘膜疾患又は誤嚥性肺炎などを引き起こし、生命予後の悪化や生活の質(QOL)の低下を引き起こす。本技術は、細
菌の量を迅速に測定出来る技術であり、汚染状況の客観的かつ迅速な評価が可能である。

文字数: 171

再評価が必要な理由

本検査の診療報酬番号が示すように、本検査はあたかも歯周病検査の一部の様に扱われているが、本来は、技術の概要に示すように、口腔内細菌
の著しい増加に因って起こる口腔粘膜疾患や誤嚥性肺炎の予防のために用いられる技術であり、歯周病の病態を明らかにしようとするものではな
い。また、現在の対象者は、在宅で療養を行っている患者や特別対応加算を算定する患者に限られ、医療機関に入院中や外来通院可能な周術期の
患者や重い疾患に罹患する患者、終末期患者は含まれない。また、入院中の終末期患者も対象とならない。また、歯周検査の代わりとの取り扱い
から、歯周検査との同時算定ができないが、病態は全く別のものであり、同時算定ができるようにする。

【評価項目】

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

本検査の対象を在宅療養中の患者、当別対応加算算定患者に限らず、口腔粘膜疾患や誤嚥性肺炎発症リスクの有する患者である周術期患者、全身
状態が悪化した患者、終末期患者も対象とする。その際には、医療提供する場所による限定はしない。これらの患者において口腔内細菌が増加す
ること、さらに、粘膜炎や肺炎との関連を示すとの報告は多い。また、これらを管理することによる効果も報告されている。

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

・障害(児)者、在宅等 に おいて療養を行っている患者
・口
腔内の著しい汚染の原因の一つである口腔内細菌の著しい増加によって口腔バイオフィルム感染症が発症する。本技術は、細菌の量を迅速に測定
出来る技術であり、汚染状況の客観的かつ迅速な評価が可能であり、口腔衛生管理の質の評価が可能となる。
・1回につき130点、検査結果を活用し、口腔のバイオフィル
ムの除去等の必要な処置や管理を行う。


診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)

D-002-6

医療技術名

口腔細菌定量検査
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予
後等のアウトカム

③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ

ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン等
日本老年歯科医学会より発出されている同検査に対する基本的考え方の改定を行う
の改訂の見込み等を記載する。)

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