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提案書16(3000頁~3199頁) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)

精密知覚機能検査は医科分野において外科、整形外科、代謝系内科などで医師、看護師、セラピストをはじめ広く実施され
ている。歯科における精密触覚機能検査の基本的考え方と成熟・熟達度に関して、日本歯科医学会から算定要件として、検
査を行う者が日本口腔顔面痛学会等が主催する「精密触覚機能検査研修会」を受講することとされている。専門性は高い
が、検査の習熟度は高いと考えられる。
特になし

精密触覚機能検査研修会を受講した歯科医師。

精密触覚機能検査の基本的な考え方(日本歯科医学会)

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

pin prick検査は歯科用探針を皮膚・粘膜に押し当てる検査であり、強く押し当てる必要はなく皮膚・粘膜の損傷するリス
クは低いが、十分に皮膚・粘膜の創傷への配慮は必要である。綿棒刷掃検査は検査用滅菌綿棒を用い撫でるように刷掃する
ため、リスクは低いと考える。

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

特になし



妥当と思われる診療報酬の区分
⑩希望する診療
報酬上の取扱い

関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

予想影響額

点数(1点10円)

200

その根拠

精密触覚機能検査は平均約23分の時間を要す。提案するpin prick検査と綿棒刷掃検査は合わせて10分以内の検査時間であ
る。精密触覚機能検査時間平均23.7分(460点)に対し、簡易触覚機能検査10分とすると、精密触覚機能検査460点の
10/23.7である199.13=約200点を設定する。

区分



番号
技術名

特になし
特になし

具体的な内容

特になし

プラスマイナス
予想影響額(円)

0(円)

その根拠

三叉神経ニューロパチーの診断人数は増加するが、触覚機能検査を補助的・簡易的検査にすることで影響額は減免する。

不変(0)

備考
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
歯科用探針(一般医療器具・歯科用探針35812000、届出番号:13B1X002181164004)、滅菌綿棒(一般医療機器 一般的名
器又は体外診断薬
称:医科用捲綿子10172000、届出番号:21B2X10012000001) など。
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

2)調べたが収載を確認できない

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

なし

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他

特になし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

日本口腔顔面痛学会、日本口腔外科学会、日本口腔診断学会、日本歯科麻酔学会、日本歯科薬物療法学会、口腔顔面神経機
能学会、日本老年歯科医学会など

⑯参考文献1

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

歯科診療行為のタイムスタディー調査
日本歯科医学会
歯科診療行為のタイムスタディー調査2019年度版(中間調査)
歯科診療行為別のタイムスタディー
訓練法のまとめ(2014 版)追加資料過敏の除去(脱感作)の図の変更について
日本摂食嚥下リハビリテーション学会医療検討委員会
日摂食嚥下リハ会誌 18(1): 55–89, 2014

4)概要

神経系のメカニズム:特に、視床から大脳皮質への知覚投射において、最も敏感な場所は神経細胞の配列から、口・顔→手→上肢→
体幹という配列になっており、脳血管障害発症後の錘体路障害、水頭症、多発性硬化症、頭部外傷やパーキンソン病、アルツハイ
マー病などで口腔領域の感覚異常が生じることが記載されている。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

精密触覚機能検査の基本的な考え方
日本歯科医学会
2018

4)概要

精密触覚機能検査および補助的検査法(pin prick 検査および綿棒刷掃法など)の具体的検査方法を記載

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

Assessment of sensory neuropathy in diabetic patients without diabetic foot problems
Aziz Nather, Shu Hui Neo, Siok Bee Chionh, Stanley C.F. Liew, Eileen Y. Sim, Jocelyn L.L. Chew
Journal of Diabetes and its Complications,2008,March–April,22,2,126-131
SWテスターに比べ、pin prick検査の方が糖尿病性下肢知覚異常では感度が高い結果を示す論文

1)名称

Weighted needle pinprick sensory thresholds:a simple test of sensory function in diabetic peripheral neuropathy

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

A W Chan, I A MacFarlane, D Bowsher, J A Campbell
Journal ofNeurology, Neurosurgery, and Psychiatry 1992;55:56-59
神経障害性疼痛および知覚異常においてpin prick検査が外来では知覚検査として短時間で行える報告

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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