よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


提案書16(3000頁~3199頁) (129 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

「超重症児等在宅歯科医療管理加算」
【技術の概要】
小児在宅患者の多くは医療依存度の高い超重症児・準
超重症児である。超重症児等の訪問診療では、人工呼
吸器等の医療的ケアに配慮するための専門的な知識と
技術を要する。また、口腔内環境の悪化が重篤な全身
合併症のリスクになるため、特別な注意が必要である。
超重症児等に特有の在宅歯科医療管理を評価する。
【対象者】
小児在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料
を算定する患者のうち「超重症児(者)・準超重症児(者)
の判定基準」による判定スコアが10以上の超重症児(者)
または準超重症児(者)

超重症児
等の在宅
歯科診療

人工呼吸器
気管切開部
への配慮

<嚥下障害への配慮>
姿勢調整・二系統での吸
引・注水量コントロール

【診療報酬上の取り扱い】
50点(在宅総合医療管理加算に準ずる)
小児在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料
に対する加算として算定
令和3年度社会医療診療行為統計によると、当該管理料の算
定が530件(R3年6月)であった。そのうち超重症児等は380
件程度と考えられ、年間算定件数は4500件程度と予測される。
3128

<呼吸状態悪化への配慮>
SpO₂と換気量のモニター・酸素増量の準
備・体動による気管カニューレ抜去リスク