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提案書16(3000頁~3199頁) (56 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑭その他

現在薬機法,保険適用の機器は登録されてはいないが,申請について検討中である.

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

一般社団法人 日本口腔衛生学会、公益社団法人 日本小児歯科学会、一般社団法人 日本口腔検査学会

⑯参考文献1

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

唾液を用 いた臨床試験 による高齢者う蝕の発生予測に関する研究
鈴木 明子,鈴 木 章,稲 葉 繁
老年歯学 1997年12巻第1号 3-10

4)概要

高齢者 におけるう蝕発生を予測する手段として唾液検査および口腔診査を実施した。対象として歯根面露出のある患者で,
研究に同意した61~82歳 の62名(男 性31,女 性31)で ある。 3種 類 の微生物検査 を含 む6種 類の唾液検査 と口腔診
査診査の結果Mutans Streptcocci (SM)陽性群は陰性群に比べ て露出根面部う蝕の発生が有意に高かった。

1)名称

⑯参考文献2

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

4 ~ 6 歳のう蝕感受性の高い児童(41名)と感受性の低い児童(42名)計83名の唾液を使用。S. mutans は、 75.6% のう
蝕活動性の高い児童と 54.8% のう蝕活動性の低い児童から分離された。この結果より、う蝕活動性の高い児童の唾液中の
S. mutansの頻度は、う蝕を有していない児童よりも有意に高かった。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Correlating dental caries with oral bacteria and the buffering capacity of saliva in children in Madinah,
Bhayat A, Ahmad MS, Hifnawy T, Mahrous MS, Al-Shorman H, Abu-Naba'a L, Bakeer H.
Journal of International Society of Preventive and Community Dentistry 2013 3(1) 38-43

4)概要

う蝕とミュータンス連鎖球菌(MS)、乳酸菌(LB)のコロニー形成単位(CFU)数、唾液の緩衝能(BC)およびこれらの要
因の関係を明らかにすることを目的とした。235名から採取した唾液のうち、LBとMSのCFUが高い人はう蝕になるリスクが9
倍と4倍になり、BCが低い人は、う蝕が有意に多かった(P = 0.03)。重度のう蝕保有者では、LBとMSの数が多い人は、う
蝕がない人や軽度の人に比べ、それぞれ25倍(P < 0.01)、6倍(P = 0.042)であった。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Correlation between dental caries experience and mutans streptococci counts using saliva and plaque as
Nanda J, Sachdev V, Sandhu M, Deep-Singh-Nanda K.
Journal section: Community and Preventive Dentistry 2015;7(1):e114-118.

4)概要

3~8歳の子供60人の小児の唾液と歯垢中のミュータンスレンサ球菌の相対量を測定し、う蝕との相関を検討した。検査対象
小児の唾液を採取し、各個人のミュータンスレンサ球菌数を評価した。その結果、唾液中の連鎖球菌の平均値は、う蝕経験
者では2.40±0.675であったが、う蝕未経験者では0.60±0.498であり、唾液中のmutans streptococci数とう蝕経験には大
きな相関関係があった。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Salivary Streptococcus mutans level: value in caries prediction for 11-12-year-old children
Hong X, Hu DY.
Community Dent Health. 2010 27(4):248-252.

4)概要

唾液中のStreptococcus mutans(SM)レベルと小児のう蝕経験および発症率との関連を解析することを目的とした。唾液中
SM濃度は,う蝕経験,う蝕発生率,う蝕増加率と正の相関を示した。唾液中SM値のみに依存した齲蝕予知は推奨されない。
しかし、このような検査は、まだう蝕に罹患していないリスクのある小児を特定するのに役立つ。

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

Frequency, biofilm formation and acid susceptibility of streptococcus mutans and streptococcus sobrinus in
saliva of preschool children with different levels of caries activity.
Maryam Ghasempour, Ramazan Rajabnia, Azin Irannejad, Mahtab Hamzeh, Elahe Ferdosi, Meghdad Bagheri
Dental Research Journal 2013 10(4)440-445

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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