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提案書16(3000頁~3199頁) (153 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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診療報酬上の取り扱い
B:医学管理等 260点
予想影響額:+6,212,714千円

技術名:エナメル質初期う蝕管理加算
(⼩児かかりつけ⻭科医機能強化型⻭科診療所)
対象疾患名:エナメル質初期う蝕
技術の概要と有効性:

⼩児・成育期の⻭科疾患を予防または早期に発⾒し、適切に対処することにより、健康な⼝腔育成をを図るとともに、⽼年期のフレイル
の軽減と健康寿命の延伸を⽬的とした切れ⽬のない専⾨的かつ総合的な⽀援と管理を実施する。
エナメル質初期う蝕は、かかりつけ⻭科医による継続的な管理によりその進⾏を停⽌させ、回復可能である。既存のエナメル質初期う蝕
加算を⼩児⻭科診療所が⼩児かかりつけ⻭科医機能強化型⻭科診療所となることにより算定、継続的な管理が可能となる

現⾏のかかりつけ強化型⻭科診療所は⼩児⻭科のみを標榜しているまたはそれに準じる診療所が
基準を満たすことは困難
医療的ケア児など⼩児訪問診療に対するニーズは年々⾼まっているが、保護者
による移送やバギーの使⽤により来院可能である。また、⼩児在宅診療を⾏っ
ている⼀般開業医は未だ少ない
第7回NDBオープンデータC在宅医療性年齢別算定回数によると、2020年4⽉〜
2021年3⽉に⻭科訪問診療1、2、3(診療所)の算定回数総計は7002252回で
あったがそのうち0歳〜19歳の回数は1836回(0.026%)であった。

⼩児かかりつけ⻭科医機能強化型⻭科診療所のための施設基準を設け
ることにより、⼩児患者がより専⾨的な⼝腔管理を受け、健全な⼝腔
育成を図ることが、⽼年期の(オーラル)フレイル予防につながり、
健康寿命の延伸に寄与する。

3152

申請できない施設基準の要件(n=162

複数回答)

出典:平成30年度社会保険診療報酬に関するアンケート
調査結果について ⽇本⼩児⻭科学会