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提案書16(3000頁~3199頁) (186 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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「CAD/CAM法による臼歯部チタンクラウン」について
【技術の概要】
CAD/CAMシステムを用いてチタン製の歯
冠修復物を製作する技術
【対象疾患】
C、Pul、Per、歯(の破)折(FrT)、冠破損
(破折)、冠脱離、冠不適合
【診療報酬上の取扱】
1200点+84点(保険医療材料料)
【臨床例】

【既存の方法との比較】
・金銀パラジウム合金の鋳造による金属冠に比較し
て、生体親和性に優れ、医療費の削減が可能である。
・チタンの鋳造による金属冠に比較して、高精度であ
り、作業時間や作業中の粉塵発生を抑制する。鋳造
欠陥がなく、高純度なため生体親和性が高い。
・ CAD/CAMシステムはチタン鋳造機より普及率が高
く,多くの技工所で対応可能である。(チタン鋳造機
の保有率は29%で、歯科技工士のチタン鋳造の経
験も少ない現状)
・CAD/CAM冠に比較して、強度に優れ適用範囲が
広い。ただし審美的要求には対応できない。

チタンディスク

3185
ディスクから削り出されるチタン冠

削り出されたチタン冠