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持続可能な社会保障制度の構築(財政各論Ⅱ) (59 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20260428zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/28)《財務省》
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ケアマネジメントの利用者負担と給付の在り方
○ ケアマネジメントについては、利用者負担を求めてこなかったが、登録制の対象となる住宅型有料老人ホームの入居者に係る新た
な相談支援の類型を設けた上で、利用者負担を導入することとしている(今国会に提出している「社会福祉法等の一部を改正す
る法律案」に規定)。住宅型有料老人ホームについては、ケアマネジメントの利用者負担の導入に関する、施設介護と在宅介護と
の不均衡や、ケアマネジメントの役割軽視が、特に問題となっており、確実に利用者負担を導入すべき。
○ 介護報酬は、利用者の要介護度が進むにつれて報酬が高くなる構造(注)だが、利用者のwell-beingや給付費抑制の観点から
は、本来、要介護状態からの自立や、要介護度の改善を促進する構造にすべき。ケアマネジメントの報酬における自立・要介護度
改善へのインセンティブ付けを検討すべき。
(注)例えば、ケアマネジメントの労働投入時間は、要支援1に対して要介護5は1.4倍だが、基本報酬は3.0倍となっている。

◆新たな相談支援の類型(登録施設介護支援)のイメージ
介護サービスの調整
地域の活動の支援

登録施設介護支援事業者

入居者の情報共有

登録住宅型ホーム事業者

ケアプラン作成
+地域生活相談

◆ケアマネジメントの利用者負担の導入に関する主な論点
特養等の介護施設においては、ケアプラン作成の費用については基本サー

介護サービス事業者

施設介護と在宅介護

地域の活動

との不均衡

※利用者負担あり

(円/月)

10,860 10,860

12,000
9,000
6,000

3.0倍

14,110 14,110 14,110

15,000

4,720

4,720

89

3,000

90

112

107

115

123

ケアマネジメントが本来果たすべき役割が軽視されており、「事業者と利

250
200

ケアマネジメントの

150

役割軽視













労働投入時間(右軸)

用者でサービスを決めて、プラン作成だけ依頼された」といったケースが確認
されている。
※住宅型有料老人ホームにおいては、「同一ホーム内の利用者のケアプ
ランが画一的、限度額いっぱいまでサービスを設定したプランが多い」と

いった、特に問題があるケースが確認されている。

0












基本報酬(左軸)

※住宅型有料老人ホームにおける介護は、実態上、施設介護に近いた

利用者負担がないことで、ケアマネジメントの意義が利用者に認識されず、
(分)

122 100
1.4倍
50

0





でケアマネジメントの利用者負担について不均衡が生じている。
め、不均衡が特に問題となる。

住宅型有料老人ホーム入居者

◆ケアマネジメントの基本報酬と労働投入時間

ビスの一部として利用者負担が生じており、施設介護と在宅介護との間

利用者負担なし
の経緯

ケアマネジメントという新しいサービスの導入に当たって、積極的に利用され
るよう、制度創設時に特に利用者負担なしとなった。導入から25年が経ち、

ケアマネジメントのサービス利用は定着している。

(出所)厚生労働省「居宅介護支援及び介護予防支援における令和3年度介護報酬改定の影響に関する業務実態の調査研究事業報告書」(2023年3月)

(参考)大臣折衝事項(2025年12月24日)
5.社会保障制度改革の推進 (5)介護保険制度改革
② ケアマネジメントの利用者負担の導入
ケアマネジメントについては、他の介護サービスとは異なり、利用者負担を求めてこなかったが、ケアプラン作成を含めて利用者負担を求めている介護付き有料
老人ホーム(特定施設入居者生活介護)等との均衡等の観点から、住宅型有料老人ホームの入居者に係る新たな相談支援の類型を設けた上で、利用者負担を導入
する。

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