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医療事故情報収集等事業 第84回報告書(2025年10月-12月) (87 ページ)
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| 出典情報 | 医療事故情報収集等事業 第84回報告書(2025年10月-12月)(3/27)《日本医療機能評価機構》 |
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事業の現況
■
AdvisorであるProf. Tim Draycott、英国NHSの賠償部門(NHS Resolution)の部長であるMs. Helen
Vernon、豪州のビクトリア州の障害補償制度であるVictorian Managed Insurance Authority(VMIA)
のChief Insurance OfficerであるMr. Angella Kelly、中国のChinese University of Hong Kongの副医
学部長であり産科婦人科教授であるProf. Tak Yeungが出席して質疑応答を行った。主に、産科医
療補償制度や報告・学習制度が成功するための要因、患者・家族の参画の意義、施設を訪問して行
う調査や指導、AI(Artificial Intelligence)の応用の可能性、分娩に係るサービスの人種間格差につ
いて質疑応答がなされた。閉会の辞は、英国産科婦人科学会前理事長であり、Imperial College
Londonの産科婦人科教授であるProf. Dame Lesley Regan DBEが述べた。
(2)HA Thai International Forum
2025年3月19日、タイ王国の第三者評価運営組織であるHA Thailand(Hospital Accreditation
Thailand)の25th HA National Forum/International Hybrid Conferenceにおいてバーチャル講演を
行った。同フォーラムにおける講演は、2017年に開催された第18回フォーラム(第49回報告書
43-44頁)
、2021年に開催された第21回フォーラム(第71回報告書77-79頁)、2023年に開催され
た第23回フォーラム(第75回報告書107-108頁)、2024年に開催された第24回フォーラム(第80
回報告書90頁)に続き5回目となる。また、2022年3月にモルディブ共和国保健省・WHO SEARO
などが主催して開催した「報告と学習システムに関する研修会」において、本財団とともにHA
Thailandからも講義が行われ、その中で、2016年にスリランカ民主社会主義共和国のコロンボで
WHOが開催した専門家会合で本財団の講演を聴いたこと(第45回報告書39-41頁、第68回報告書
91-93頁)を契機にタイ王国の報告と学習のシステムを整備したことが説明された(第73回報告書
81-86頁)
。このたびの講演では、2023年の講演以降の本事業や本財団の事業の進捗などについて
説明した。主な内容は次の通りである。
○医療安全(患者安全)の推進に関する国際的な出来事について。
○閣僚級世界患者安全サミットについて、東京(第3回)やサンティアゴ(第6回)での議題や
公表された宣言、コミットメントの内容。
○WHO World Patient Safety Action Plan 2021-2030の内容に本事業のような報告・学習の仕組
みが盛り込まれており、特に2024年に公表されたProgress reportでは、タイ王国の経験とし
て、2016年にWHO Consultation Meetingにおいて日本の本事業に啓発を受け、国レベルでの
報告・学習制度を創設したことが記述されていること。
○ISQua Istanbul Conference 2025のポイント、特に気候変動と健康についてと、それに関する
ISQua Green Paperについて。
○WHO World Patient Safety Day、WHO Patient Safety Rights Charterについて。
○産科医療補償制度と患者・家族の立場の有識者の運営への参加について。
○Imperial College Londonが2023年に公表したGlobal Patient Safety Report 2023で世界の患者
安全の取り組みが9件紹介された中に、我が国の産科医療補償制度が取り上げられたこと。
医療事故情報収集等事業
第 84 回 報 告 書
– 82 –
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AdvisorであるProf. Tim Draycott、英国NHSの賠償部門(NHS Resolution)の部長であるMs. Helen
Vernon、豪州のビクトリア州の障害補償制度であるVictorian Managed Insurance Authority(VMIA)
のChief Insurance OfficerであるMr. Angella Kelly、中国のChinese University of Hong Kongの副医
学部長であり産科婦人科教授であるProf. Tak Yeungが出席して質疑応答を行った。主に、産科医
療補償制度や報告・学習制度が成功するための要因、患者・家族の参画の意義、施設を訪問して行
う調査や指導、AI(Artificial Intelligence)の応用の可能性、分娩に係るサービスの人種間格差につ
いて質疑応答がなされた。閉会の辞は、英国産科婦人科学会前理事長であり、Imperial College
Londonの産科婦人科教授であるProf. Dame Lesley Regan DBEが述べた。
(2)HA Thai International Forum
2025年3月19日、タイ王国の第三者評価運営組織であるHA Thailand(Hospital Accreditation
Thailand)の25th HA National Forum/International Hybrid Conferenceにおいてバーチャル講演を
行った。同フォーラムにおける講演は、2017年に開催された第18回フォーラム(第49回報告書
43-44頁)
、2021年に開催された第21回フォーラム(第71回報告書77-79頁)、2023年に開催され
た第23回フォーラム(第75回報告書107-108頁)、2024年に開催された第24回フォーラム(第80
回報告書90頁)に続き5回目となる。また、2022年3月にモルディブ共和国保健省・WHO SEARO
などが主催して開催した「報告と学習システムに関する研修会」において、本財団とともにHA
Thailandからも講義が行われ、その中で、2016年にスリランカ民主社会主義共和国のコロンボで
WHOが開催した専門家会合で本財団の講演を聴いたこと(第45回報告書39-41頁、第68回報告書
91-93頁)を契機にタイ王国の報告と学習のシステムを整備したことが説明された(第73回報告書
81-86頁)
。このたびの講演では、2023年の講演以降の本事業や本財団の事業の進捗などについて
説明した。主な内容は次の通りである。
○医療安全(患者安全)の推進に関する国際的な出来事について。
○閣僚級世界患者安全サミットについて、東京(第3回)やサンティアゴ(第6回)での議題や
公表された宣言、コミットメントの内容。
○WHO World Patient Safety Action Plan 2021-2030の内容に本事業のような報告・学習の仕組
みが盛り込まれており、特に2024年に公表されたProgress reportでは、タイ王国の経験とし
て、2016年にWHO Consultation Meetingにおいて日本の本事業に啓発を受け、国レベルでの
報告・学習制度を創設したことが記述されていること。
○ISQua Istanbul Conference 2025のポイント、特に気候変動と健康についてと、それに関する
ISQua Green Paperについて。
○WHO World Patient Safety Day、WHO Patient Safety Rights Charterについて。
○産科医療補償制度と患者・家族の立場の有識者の運営への参加について。
○Imperial College Londonが2023年に公表したGlobal Patient Safety Report 2023で世界の患者
安全の取り組みが9件紹介された中に、我が国の産科医療補償制度が取り上げられたこと。
医療事故情報収集等事業
第 84 回 報 告 書
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