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医療事故情報収集等事業 第83回報告書 (88 ページ)

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出典情報 医療事故情報収集等事業 第83回報告書(12/25)《日本医療機能評価機構》
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事業の現況

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(5)CAHO International Advisory Panel Meetingにおける講義
Consortium of Accredited Healthcare Organizations(CAHO)は、インド共和国において、第三
者評価を通じて医療提供施設や診断や検査を提供する組織の質や安全の改善を図る団体である。事
業として包括的な質や安全のトピックを対象としたカンファレンス(CAHOCON)やテクノロジー
に特化したカンファレンス(CAHOTECH)、ウェビナー、特にISQuaとの連携によるウェビナー
(CAHO-ISQua International Webinar Series)などを運営している。本財団はこれまでに、ウェビ
ナーの講師を務めるとともに、International Advisory Panel(IAP)の委員を務めているために、
2023年以降、毎年CAHOCONに招待され、出席している。2025年2月25日に開催されたIAPミー
ティングでは、委員長の依頼に基づいて、本財団が運営する産科医療補償制度について講義を行っ
た。その際に、本財団が運営する事業として、本事業や薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業、
歯科ヒヤリ・ハット事例収集等事業についても言及するとともに、先述した通り、これらの事業を
説明したブログが、英国HSSIBのホームページに掲載されたことも説明した。
(6)ISQua EEA Accreditation Councilへの出席とISQua EEA “Guidelines and Principles
for the Development of Health and Social Care Standards, 6th Edition, Version
1.0” の公表
ISQua(International Society for Quality in Healthcare)は、ヘルスケアの質と安全に関して、
各 国 の 第 三 者 評 価 組 織 を 国 際 認 定 す る 事 業(ISQua EEA International Accreditation Program;
IAP)
、教育プログラムであるISQua Fellowship、年次カンファレンス、各種白書の作成などを行っ
ている。特にIAPにおいて第三者評価のスタンダードを評価する際に適用されるISQua EEAのスタ
ンダードは、従来、ISQuaの組織会員の一部からなるAccreditation Council(AC)の意見を聴きつ
つ、ISQua EEAが改訂している。2025年3月6-7日にISQua EEA ACが開催され、本財団も第6版の
スタンダードの審議に参加し、本事業や薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業、歯科ヒヤリ・
ハット事例収集等事業など報告と学習の仕組みの意義について意見した。そしてその議論を踏ま
え、同月、“Guidelines and Principles for the Development of Health and Social Care Standards”
(https://ieea.ch/wp-content/uploads/2024/09/ISQua-EEA-Guidelines-and-Principles-for-theDevelopment-of-Health-and-Social-Care-Standards-6th-Edition.pdf)が公表された。その中では、
特に評価を行う9つの原則が次の通り示されている。
1.スタンダードの開発と評点の方法
2.組織のガバナンス、リーダーシップおよびマネジメント
3.人を中心としたケア
4.患者/サービス利用者の安全と組織のリスクマネジメント
5.ケア提供の手順
6.持続可能なケア
7.デジタル技術を応用したケアとAIによるケア
8.ケア提供者の支援
9.ケアの質のパフォーマンス

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医療事故情報収集等事業

第 83 回 報 告 書