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医療事故情報収集等事業 第83回報告書 (68 ページ)

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出典情報 医療事故情報収集等事業 第83回報告書(12/25)《日本医療機能評価機構》
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【1】観血的医療行為前に休薬する薬剤に関連した事例(第44回報告書)−糖尿病治療薬−


再発・類似事例の分析

(3)糖尿病治療薬の事例
1)事例の概要

①報告された糖尿病治療薬
報告された糖尿病治療薬を以下に示す。選択的SGLT2阻害薬が5件、ビグアナイド系薬剤が、
配合剤1件を含む4件であった。報告された薬剤の添付文書には、手術前後の患者には禁忌であ
る旨が記載されている。
図表Ⅳ-1-3

報告された糖尿病治療薬

薬剤の種類

一般名

販売名※1

エンパグリフロジン
選択的SGLT2
阻害薬

ジャディアンス錠

1

カナグリフロジン水和物

カナグル錠

1

フォシーガ錠

1

メトグルコ錠

2

メトホルミン塩酸塩錠

1

グリコール水和物
メトホルミン塩酸塩

(BG)薬
配合剤(選択的
DPP-4阻害薬・
ビグアナイド薬)

2

イプラグリフロジンL-プロリン スーグラ錠
ダパグリフロジンプロピレン

ビグアナイド

件数※2

ビルダグリプチン・
メトホルミン塩酸塩配合剤

エクメット配合錠HD

5

3

1

※1 規格、屋号は除いて記載した。
※2 糖尿病治療薬が複数報告された事例がある。

〈参考〉添付文書の【禁忌(次の患者には投与しないこと)】の記載内容
販売名※

添付文書の記載内容

選択的SGLT2阻害薬
ジャディアンス錠4)
フォシーガ錠5)

2.3 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者
[糖尿病を有する患者ではインスリン注射による血糖管理が

望まれるので本剤の投与は適さない。


カナグル錠6)

2.3 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン
注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]

スーグラ錠7)

2.3 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン
製剤による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]

ビグアナイド(BG)薬
メトグルコ錠8)
メトホルミン塩酸塩錠9)

2.3 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン
注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。
また、乳酸アシドーシスを起こしやすい。]

配合剤(選択的DPP-4阻害薬・ビグアナイド薬)
エクメット配合錠HD10)

2.5 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン
注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。
また、乳酸アシドーシスを起こしやすい。]

※規格、屋号は除いて記載した。

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医療事故情報収集等事業

第 83 回 報 告 書